2007/01/31

日本にもありますか?

ソウルのカフェで時々遭遇するこの装置。

カウンターで注文した後、この物体を渡され、先に座席で待っています。自分が注文したモノが用意されると、振動と共にピカピカサインでお知らせしてくれるというシステム。だからわざわざ受け取りカウンターで待たなくてもいいというワケです。

ソウルでは結構このシステムを採用しているカフェが多いですね。「PASCUCCI」は皆この呼び出しシステム。スタバでは東京と同じく、受け渡し口で待たなければなりません。「The Coffee Bean」は注文時に名前を聞かれ、お客様の名前を直接呼び出し(これって、韓国語分からないとキツいですね、笑)。

たまたま「Dessert Factory」@江南でもこの呼び出しシステムだったので、ふと、日本ではこういうのあったかな?と思い書いてみました。

日本にもありますかね?

2007/01/30

美味しいモノ食べタイ!

明日は韓国語の期末テストだと言うのに・・帰国までの限られた時間&嫁として日中の限られた時間ゆえ、どうしてもランチに行ってしまうのであります。。

本日は駅三(ヨクサム)駅にあるGSタワービル内の「SILK SPICE」というお店。
駅三はオフィス街。この近辺は大手町や丸の内に近い雰囲気で、大手企業も多く、このGSタワーもGSグループという韓国の財閥グループのビル。
駅から直結しているビルの地下街にはおしゃれなお店がチラホラと。その一つが「SILK SPICE」なのですが、食事内容はタイ料理、インドネシア料理、インド料理と、なぜか寿司バーも付いているというアジアン・ダイニング。

特に韓国のタイ料理ってあまり期待できないなぁ〜と思っていたのですが、ここは韓国語学校の先生のオススメということもあり、なかなか美味しかったです♪

前菜ヤムウンセンの春雨はなんと「糸こんにゃく」でしたが(苦笑)、あのタイ独特の甘酸っぱさ&ピリ辛さはかなりいいセンいってます。トムヤムクン、グリー ンカレーも及第点です。ついついナシゴレンまで頼んでしまいましたが、これはお米がパサパサで味もハッキリせず、ちょっとNGだったのが残念!

しかし、こんな真っ昼間からまわりのテーブルではワインを開けている若いサラリーマン達やOLらしき人がいたのにはオドロキ!何か特別な日だったのでしょうか!?これは意外な発見でした。

2007/01/29

五里霧中

またまたアヒル氏のお母さんがダウナー。。(涙)
理由はまだ不明でお手上げ状態。

定期的に表れるこの症状にもだいぶ慣れてきたものの、周りの人たちはやはり大変・・。
でもダウナーになるのには必ず原因があります。ただすぐにはワカリマセン。本人にもワカリマセン。が、大抵数日してから原因の糸口がある程度見えて来たりします。

先日、NHKの衛星放送で認知症についての番組を見ました。
認知症患者の大変なところは家族や周りの人間が患者さんとコミュニケーションを取ることが出来ないところ。
でも実は、周りには全く理解不能な行動を取っているようでも、本人は何かしらの信号を発しているとのこと。その微かな信号(反応)を読み取るようにすれば、少しでもコミュニケーションが可能になるという内容でした。

この番組、なんだかとっても役に立ちました!
人間誰しも何らかの信号を、時には無意識に発信しています。それをなるべく見過ごさず察知してあげることが大切。アヒル氏のお母さんも小さな信号を発しているように思います。これって夫婦同士や友人同士、ビジネスの場でだって当てはまりますよね!?

今回はまだ五里霧中ですが、たぶん数日したら少し希望が見えてくるかな〜。

2007/01/28

MONO篇〜その9

昔は韓国と言えばショッピング!・・と言われていたのに、ここんとこ急激に進んでいるウォン高のお陰で、今やその価値まるでナシ!
免税店へ行っても「全然安くない!」という声があちこちから聞こえてきます。

もはや「買い物天国」の異名も過去のものとなりつつあるワケですが、それでもうさうさ的に少しはお買い得かなぁ〜、と思うものは革モノでしょうか。。

とは言えコートやジャケットはお値段もそこそこするので何着も買えませんが、特にベルトはバリエーションも多く、安くてカワイイのでついつい手が出てしまいます♪ベルトは東大門市場のファッションビル「doota!(ドゥータ)」で買うのがほとんどです。

今回もOご夫妻のナイト・ショッピングにお付き合いしつつ、ついついまたベルトを買ってしまいました。
ソウルへ来てから一体いくつ目だろう・・(苦笑)
収集癖のポコちゃんの血筋かっ!?(汗)

「腰は一つしかないのにね〜」とペコちゃんに言われそうです。。

2007/01/27

ドンドンとね♪

連日夕食が「肉続き」だったので、ここいらで、ちょっとカラダに良いものを(笑)。。

以前にもご紹介した豆腐専門店「百年屋(ペンニョノッ)」@南部ターミナル。
ここは先日ゲージツ鑑賞してきた「芸術の殿堂」のすぐ目の前。大変評判が良いお店で食事時は予約なしでは入るのが難しく、本日も2階席はほとんど予約組で満席。

メインのスンドゥブチゲはもちろんのこと、ここはサイドメニューも全て美味しいとこがスバラシイ!今回は新たに「へムルジョン(海鮮チヂミ)」と「コンジョン(大豆のジョン)」を頼んでみました。

海鮮チヂミはどこにでもある定番メニューですが、やっぱりここのは他店と一味も二味も違いますね。よく明洞のお店で出てくる生焼けチヂミなんか比べ物になりません。
またこの「コンジョン(大豆のジョン)」(写真右)はおからで作られた豆腐専門店ならではの一品ですが、このお店でしか見たことない珍しいモノです。これもいかにもヘルシーで美味しい♪

そして、ジョンと言えばドンドンュ(韓国のどぶろく)。
普通、ドンドンジュはお米が原料なのですが、ここのドンドンジュはトウモロコシで作られた珍しいドンドンジュなんです。
確かにほんのりトウモロコシの甘味を感じます。普段マッコルリやドンドンジュをそんなに飲まないうさうさですが、あまりに絶品だったので、文字通り「ドンドン」飲んじゃいました(汗)。

ちなみにマッコルリとドンドンジュの違いって!?

マッコルリの上澄みをすくい取ったモノがドンドンジュであるとか、マッコルリよりもっと高級なモノがドンドンジュとか、色々言われてますが、うさうさには違いが良く分かりません(笑)。
なんとな〜く、マッコルリはあっさりすっきりで、ドンドンジュの方がコクがあって濃いというくらいでしょうかね。。

cha cha cha〜その7

昨日久しぶりに小雨がパラついたソウル。チラチラ粉雪も降りましたが、今日はそれほど寒くなく。
Oご夫妻の3日目のソウルは、定番コースの「北村カルククス」@三清洞でランチ後、仁寺洞(インサドン)でショッピング☆
毎回代り映えしないけど、仕方なし(笑)

食器好きの奥様のショッピングも無事に済み、これまた定番の「伝統茶房インサドン」でお茶を。。

ここは椅子席でもいいけど、店の奥にある韓屋(ハンオク)のお座敷席の方が情緒があって、ステキです。ちょっと足は痛くなるけど(笑)。

今回はいつもとは違うモノをということで、「バラ茶」を頂きました。ほんの〜りバラの香りがしますが、意外とスッキリした味。

ポカポカのオンドルでぬくぬくしてしまうと、腰が重くなってしまい、いつまでも外に出掛けられなくなりますね〜(笑)

2007/01/26

肉続き☆

Oご夫妻来韓2日目。
昨晩がモツ系だったので、少しお腹に優しいモノがいいのかなぁ〜、と思っていたのですが、「本日もガッツリ肉で!」という意欲溢れるリクエスト(笑)により「ボンガ」@江南へ。

結婚前、日本と韓国をワッタカッタ(行ったり来たりの意)していた時、ソウルへ行く度に必ず行っていた程のお気に入りのお店☆

「ウサムギョッ」という超薄切り牛肉が、なんとも美味なり〜♪これはチャドルバギ(牛のアバラ部分)とヤンジ(牛の胸部分)との間のお肉だそうで、ちょっと見た目は脂身が多いのですが、超薄切り&やや甘口秘伝ダレのお陰で、全然脂っぽさを感じないところがスゴいです!

さらに野菜を大量に頂けるところも嬉しい♪野菜を2枚重ねにしてお肉を巻いて頂きます!甘口ダレが、野菜とベストマッチ♪

そして最後の〆にはこのお店オリジナルのチャドルテンジャンチゲを豆もやしなどのナムルと一緒にビビンバッにして頂きます。
少し田舎臭いテンジャン(韓国のお味噌)が素朴な味わいで、お腹一杯でも、これまたなぜか行けてしまうお味♪

4人でお肉5人前&チャドルテンジャンチゲ2人前+瓶ビール2本で、1人約2000円という安さ!!支店も何店舗かあるのですが、ここ江南店がイチバン美味しいです。

しかし、昨日から肉続きでちとお腹が・・(笑)

2007/01/25

道程

帰国前の「駆け込みソウル訪問」のお客様が来韓。
アヒル氏の大学時代からの友人Oご夫妻。奥様は初ソウルなのですが、「ホルモン系好きです!」ということで、初日からいきなりガツン!と「ファンウ」で夕食。

初っぱなからディープ・コリアで大丈夫?という杞憂を余所に、特に奥様にはとても気に入ってもらえたようで、良かった、良かった☆

いつもは塩で食べるミノ&大腸(テジャン)なのですが、一皿はヤンニョム(味付け)で頂いて見ました。見た目は真っ赤っかですが、程よい甘辛さ。バリ エーションとしてはいいですね♪
やっぱりここは本当に美味しい!!ここも間違いなく帰国後「韓国でもう一度味わいたいモノ」の一つに入りますね。

独身時代からの長い付き合い。お互い夫婦として対面するのは初めてで、独身時代とは違う話題で盛り上がりました!?(笑)

あ〜、人はいろんな道程を経て大人になってゆくのね〜(笑)

2007/01/24

折り込みチラシ

韓国でも折り込みチラシが存在します。
近所のスーパーのチラシ。両面4Cです。
ちょっと見た限りでは日本のチラシと全く一緒じゃないですか?
よく見るとハングルとウォン表示ですが(笑)

さて明日は何を買おうかな〜♪

ゲーノー人のお店

本日はアヒル氏のお友達と一緒にランチする予定が、急遽キャンセル。仕方ないので、江南(カンナム)でランチ。
オーガニック・レストラン「Eric's Market O」へ。

ちょっ とミーハーネタで行ったのですが、実はこのお店、「韓国のSMAP」と言われる「神話(シナ)」のメンバーの1人、エリックが経営するお店なんです。(そ もそも「韓国のSMAPと呼ばれている」という枕詞が、そのグループのビックさ加減を的確に表すのかどうかはよく分からないのです が・・笑)
「神話」は日本でもデビューしているし、ちょこちょこ日本のメディアでも取り上げられているので、ご存知の方もいるかもしれませんね。

この「Market O」というお店はもともと清潭洞(チョンダムドン)に本店があるのですが、江南の2号店のみをエリックが経営しているそうです。だから他の支店は彼とは一切関係ないとのこと。なんとも紛らわしい(笑)。

よって、この江南2号店のお店だけはデカデカとエリックの顔写真入りで宣伝をしているし、店名もわざわざ〈Eric's〉と付いています。
最 近やたらと〈Eric's〉と名の付いたお店が多いんですが、この近所にも「Eric's New York Steak House」といのもあって、彼は飲食産業にかなり力を入れてる模様。ここ韓国でも日本同様、有名人や芸能人がレストラン経営を副業とすることは珍しくあ りません。あのヨン様だって、数軒レストランを持っているし・・。

ランチメニューはW6000(約720円)〜W7000(約840円)と、まぁまぁ手頃。本店はもっと高級店らしいです。
うさうさは石焼きの「アルバッ(魚の卵丼)」を頂きました。赤いプチプチした卵・・コレ何の卵なんでしょうか。韓国ではよく見かける食材です。
やや甘めですが、おこげもちょうど良い加減で嫌いではない味でした。

しかしランチタイムにも関わらず、全く人がいなくてガラガラ〜。閑古鳥が鳴いていそうです(苦笑)。
だ、大丈夫か、エリック!?(笑)
ま、話のネタとしてでいいいかなぁ〜と。。

2007/01/23

MONO篇〜その8

先日、仁寺洞(インサドン)にある馴染みの食器屋さんで購入した器とおまけの箸置き。

最近なかなか行く機会がなく、さらにはここのお店に顔出したら、顔馴染み故、なかなか手ぶらでは帰りづらいので、「何か買うぞ!」という気持ちがないと行きにくいんですよね〜(笑)。

友人の結婚祝いを購入しつつ、自分のモノも物色。
相変わらず情に厚い店主のアジュンマ(おばさん)。すっかりご無沙汰していたにも関わらず、箸置き(写真の下に写っているモノ)をプレゼントしてくれました♪
帰国の予定を告げると「帰る前に必ずいらっしゃいね!」と。。ちょっとだけでもこういう典型的な韓国の人情に触れる機会があったことは良かったかも。

近所で

今朝は極度の低血圧から抜け出せなかったうさうさ(涙)。とにかくエネルギー不足を感じたので、近所にあるイタリアンへ。

La Strada」というイタリアン。
アヒル氏のお父さんの知り合いの息子さんがやっているらしく、クリスマスの時に行こうとしたら、コース料理しかなくて断念したお店。その息子さんは一応イタリアで修行帰りらしい(笑)。

ランチタイムの店内は高級外車で乗り付けた有閑マダムや、昼間っからワインを開けている役員っぽいおじさまグループばかり(笑)。
そういう位置付けのお店なんだ〜、と感心。その割にはちょっと中途半端なバーっぽい雰囲気がイマイチ。もう少しビストロらしさを出せばいいのに残念。

ピッツァ・マルゲリータをオーダーしてみましたが、う〜ん、やはりどこか足りない。。この間行った「La Valpaia 」の方が美味しかったかな。相変わらずバジルは申し訳程度に乗っかっているだけなのは仕方ないのですが、たぶん生地に塩味が足りないんだと思います。チーズは悪くないんだけど、味がハッキリしないというか・・。

食後はエスプレッソで。
韓国は「illy」か「LAVAZZA」を使用しているとこが多いですね。ここも「LAVAZZA」。たしか「Segafredo ZANETTI」もどこかで見たような気がするのですが・・。

アヒル氏と日本帰国前にどっか新婚旅行へ行こう!という話が持ち上がるも、全然進展せず。あ〜、やっぱり旅行に縁ない私たち!?(笑)

2007/01/22

最近気に入っているモノ

You Tubeで見た韓国のあるCMがスゴく良くて、その中で使用されている楽曲が気になっていたので、CDを購入してみました。

韓国の伝統古典楽器の一つ「伽耶今(カヤグム)」とポップミュージックを融合させたもの。カヤグムとは日本の琴のような弦楽器。琴の音色より中音で低めとのこと。こういう伝統古典楽器の新しい試みは世界のあちこちでありますよね。
少し前、日本でも流行った中国の「女子十二楽坊」なんかと同じようなカンジです。このCD、演奏しているのは「淑明女子大学・カヤグム・オーケストラ」という女子大生ユニット。

このCDを買うキッカケになったのは韓国の某不動産会社のCMで、このカヤグムを使って、韓国人が殊の外大好きなパッヘルベルの「CANON」を現代風にアレンジし、さらにDJ&ヒューマン・ビート・ボックスのリズムにのって、B-Boy が延々とパフォーマンスするものなんですが、これが超〜かっこいい!ご興味のある方はコチラへ

しかしこのCM、何がスゴいって、『新しさに新しさが加わると、もっと新しい驚きが生まれます』という意味不明なコピーなのですが、マンションの広告に全く落ちていない割り切りっぷり(?)がスゴいです!
いや、単純にカッコ良くていいんですけど、クライアントも広告代理店もこの戦略で行こう!と思うところがスゴいですね(笑)。
韓国の広告っていろんな意味でクリエーティブ志向で、日本よりある意味表現方法が自由な気がします(笑)。良いのか悪いのかは別にして、ちょっと羨ましいですね。。

2007/01/21

シェアできるモノ

うちの家の近所には「芸術の殿堂」という韓国一の大きさを誇る複合芸術施設があります。オペラハウス、コンサートホール、美術館、演劇劇場などが集まったかなり立派な総合文化ホールです。

近い割に一度も足を運んだことがなかったのですが、「Man Ray & World History of Photograph Exhibition」という面白そうな企画展があったので、ブラブラ行って来ました♪

うさうさとアヒル氏の共通項の一つは、美術鑑賞?

うさうさは海外旅行が一番好きです。でもアヒル氏はあまり好きではありません。なので一緒に行った海外旅行も1回だけ(笑)。
自分の一番好きなモノを相手が嫌いな場合、ちょっと悲しいですよね。。

正直アヒル氏と旅行へ行く機会は今後あまり訪れないと思うのですが、幸い、音楽鑑賞、美術鑑賞、映画鑑賞など、最大公約数を取れるモノはまだまだ残っているので、少しでもお互いが共通の時間をシェアできるモノを探したいと思っています。

28年ぶり

昨夜8時56分頃、韓国へ来て初めて地震(M4.8)を体験しました。

韓国は基本的には地震のない国です。たまに朝鮮半島南部に位置する釜山などでは、九州沖で起こった地震の余波を受けることはありますが、ソウルで地震を感じることは滅多にありません。今回の地震もナント28年ぶりとのこと。

震源地はソウル市の東、北朝鮮とも国境を接する江原道(カンウォンドウ)。縦に2、3回グラグラっと揺れるのを感じました。震度は3度くらいでしょうか。
それにしても予期しないことにビックリ!!日本であれば、「あ〜、またかぁ〜」という程度の小さな揺れでしたが、ここは韓国!(笑)
どうみても日本だったらすぐ崩壊しそうな細い鉄筋の高層マンション群や高速道路。自然倒壊している塀があちこちにあり、ガス管は家の外に剥き出し(笑)。昨今日本で問題になった建築法なんてここではあっても無いに等しい。

去年ソウルへ遊びに来た京都大学院建築学科卒の会社の先輩がソウルの街を見て開口一番「韓国って地震がないからこんな建物が造れるんだね〜。日本では考えられない!」と言っていたことが頭を過ります。

さらに怖いのは地震が起きたと言うのに、テレビではニュース速報も何も出ないこと。アヒル氏がお母さんへ電話をしてみましたが、気が付いていないご様子。
しばらくして、ニュースでやっと出て来ましたが、それもサラリと(笑)。まぁ、普段起こらないことですからね・・。
で、ペコちゃんに電話をしてみたところ、
「地震じゃなくて、北朝鮮の核実験だったんじゃないの?」というお答え。おいおい(笑)。

これも最近の異常気象のせいでしょうか。地球が段々おかしくなっているのは間違いありませんね。。

2007/01/20

世界装身具博物館

盛り沢山な一日☆

さてさて、次のお目当ての場所へ向かいます。
それは「世界装身具美術館」。
三清洞には小さな博物館や美術館(ギャラリー)も多いのですが、ココはぜひ行ってみたかったところ。
しかし、ココ、えらく見付けにくかったです。。(涙)

入場料W5000(約600円)という高さにアヒル氏思わず、「え〜!?」と・・(笑)
ま、オトコの人にはちょっとね・・(笑)。

気乗りしないアヒル氏を説得しつつ、館内へ。
展示内容は主にアフリカ、中央アジア、中南米の装飾品。展示物はそれほど多くないのですが、ステキだったのは展示方法。
狭い3階建ての館内ですが、装身具という性質を効果的に美しくディスプレイ。高級な宝石店を訪れたような気分。

まず目に飛び込んで来たのは、中央アジアのアンバー(琥珀)を用いた装身具の数々。
アンバーってマイナスイオンを発する癒しのパワーストーンらしいんですけど、これほどデカイと・・逆に疲れるでしょうね・・(笑)。

これは銀細工が見事な首飾りたち。
結婚式の時に装着する首飾りなどは、一体何キロあるんだろう?というくらいガッシリと大きなモノもあり。

いつの時代も結婚式はタイヘンだ!(笑)


世界のマスクいろいろ。
やはりアフリカものはオモシロイです。日本の能面もあり。






これは細工も色合わせも見事なアフリカン・ビーズ。
色の組み合わせや模様や細工で身に付けている人の身分などが分かるらしい!?昔のIDカードですかね(笑)

こういう見せ方はなかなかキレイですが、下の方は見るのが大変でした(涙)。

最上階はヨーロッパのアンティーク指輪コレクション。

ここのディスプレイもステキ♪

伝統&モダン

お腹も一杯になり、再び三清洞散策を開始。

この界隈は伝統的な韓屋(ハンオク)を利用しお店なども多く、宮廷料理で有名な「龍山水」や「宮宴」など、その他多くの有名店が軒を連ねております。
でもトラディショナルなモノだけでなく、おしゃれなイタリアンやカフェ・バーなども続々と出来ていて、あちこち建設中の建物はどれも今風のコジャレたファッション・ビル。

せっかく昔ながらのエリアなのだから、伝統とモダン(現代)を上手く共存させて、もっともっと魅力的な街にしてもらいたいです ね。

お天気の良い週末のせいか、カップルや友達同士で歩く姿が目に付きます。三清洞キルをちょっと裏に入ったところには、小さなブティックや、雑貨屋さん、アクセサリー・ショップなども沢山あって、女性同士でも楽しいエリア。

狎鴎亭(アックジョン)・清潭洞(チョンダムドン)が銀座や表参道の雰囲気なら、こちらは自由ヶ丘や代官山のような雰囲気かな?でもきっと夜の方がステキなんだと思います。

細く曲がりくねった裏路地は白い壁が続き、イギリスのコンウォール地方にあるセント・アイヴィスという村を思い出しました。
一見するとアジアっぽくないですね、白壁って。。

食べ歩き〜その2

さて、腹八分目で昼食を済ませ、早速次に向かったのは「ソウルエソ トゥルチェロ チャラヌンチッ(ソウルで2番目に美味しいお店)」という長ったらしい名前のお店。

店内はめっちゃ狭くて、小さなカウンターキッチンに4人掛けテーブルが6つくらいしかありません。なんかふた昔前の日本の「茶店」みたいな雰囲気(笑)。狭い店内ではアジュンマが4人くらい忙しなく働いています。

*後で店内奥(というか別棟っぽいとこ)に小さいけど座敷部屋もあることが分かりました。たぶんこっちは拡張したんでしょうね。

とにかくここも超レトロな匂いがプンプン!(笑)
ここでのお目当ては「タンパッチュッ」という小豆粥。お粥と言っても味は言わば日本で言うお汁粉そのもの。これがここの一押し人気メニューなんです。美味しいとは聞いておりましたが、1杯W5000(約600円)ですから、かなりいいお値段ですね!

運ばれて来たタンパッチュッは・・おお〜、美味しいぞっ!!
日本のお汁粉よりあっさりしていて食べ易いです。栗や銀杏、黒豆とトロ〜ンとした丸餅(白玉よりビッグサイズ!)も入っていて、ボリュームがあるのにぺロっと食べられる、程よい甘さがなんとも言えません♪
シナモンパウダーがトッピングされているとこもちょっとオモシロイ。
一緒に出されたお茶もとても美味しくて(たぶん「ドゥングレ 茶」!?)、すっかり身体もホカホカに♪

ちなみに「ソウルで2番目に美味しいお店」とありますが、じゃあ1番目はどこよ?という答えに対しては、たぶん「オンマ(おふくろ)の味」というのがオチだと思います(未確認)。

食べ歩き〜その1

またまた晴天続きの週末。気温も5度くらい!?
来週ソウルへ遊びに来る新婚の友人夫婦へ、結婚祝いを買いにソウル北部へお出掛け。
まずは昼食を取りに三清洞(サムチョンドン)へ。

三清洞はうさうさのお気に入りエリアなのですが、メインストリートの三清洞キルは北へ1.5キロ以上も延びている長い道。いつも北村カルククスなどがある入り口付近しか行った事がないので、本日はちょっと奥の方まで散策して来ました。

本当はお目当ての食堂があったのですが見付けられず(涙)、ガイドブックなどでも紹介されているソウルで有名なスジェビ(すいとん)専門店があったので入ってみました。

三清洞スジェビ」。創業20年以上の老舗でかなりレトロな店内。正に昔の「食堂」というイメージ。
昆布、煮干し、アサリ、玉ねぎ、大根で取ったダシはあっさりスープ。野菜もタップリ入っていて、素朴な味わいでしたが、なかなか美味しかったです。

でも、スジェビと一緒に頼んだ「カムジャジョン」の方がもっと美味しかったかな。これって、カムジャ(ジャガイモ)で作ったジョン。ホクホク&モチモチして大根餅みたいな感触♪専用のタレに付けて食べます。

それほど「満腹だ〜!」という状態にはならない程度のシンプルな食事でしたが、次に行きたいお店があったので、取り敢えずこれくらいで良しと!

2007/01/19

絶品♪

アヒル氏のお家では週に1回は「焼き肉デー」です。
今週は特にお肉を購入していなかったので、久しぶりに外食で焼き肉屋さんへ。

家の近所にある「ハンピョンチョンジ」という焼き肉屋さん。ここはお肉屋さんが経営しているお店なので、入り口は一見すると普通のお肉屋さん。
ちなみにハンピョンとは全羅道(チョルラド)にある都市の名前。以前ご説明しましたが、食の都「全州」があるのが全羅道。なので当然味には定評あり!

実はうさうさ、あまり韓国で焼き肉を食べることはありません。特にガイドブックに載っているような有名店にはほとんど行ったことがありません。行くのはもっぱら近所の名前も知らない店か、「ソチョゴル」@教大(キョデ)くらい。

韓国で美味しい焼き肉を食べるとしたら5000円以上は出さないとダメ。それって韓国ではかなり良いお値段。
本日のお店はアヒル氏のお母さんに連れて行って頂いたので、地元ッティの雰囲気ながらも、ちゃんとしたお店。お値段もやっぱり1人前W35000(約4200円)也。

しかし、お味は値段に見合う素晴らしいお肉でした♪
部 位はどこか分かりませんが(聞いても説明できない、笑)、とにかく肉厚でジューシー!
粗塩オンリーか、胡麻油に粗塩を入れたものを付けて頂きます。サム ジャンなどを付けてもいいのですが、そうするとせっかくのお肉そのものの味が楽しめないので、シンプルな食べ方が一番!むしろ野菜も巻かずに。それくらい素晴らしく美味しいんです!!

さらに秀逸なのはチャドルバキ(牛の横隔膜部分)。これがもう絶品!

写真の白い部分は脂ではなく筋なのだそうですが、大腸(テジャン)にも似たこの独特な味わいが最高♪ちょっとまったりしたチャドルバギに韓国焼酎がメチャメチャ合います。どこのチャドルバギよりここが一番美味しかったです!

その他突き出しで出てくるキムチやチャンジャ(イカの塩辛)が、またまた美味しいんですわ〜♪テンジャンチゲもあさりダシでとっても贅沢な味。

韓国では贅沢品である牛肉。1人5000円以上出さないと美味しいお肉にありつけないことが立証されました。

2007/01/18

ゴチと韓国社会

昼間っからブデチゲなんぞ辛いモノを食べてしまったので、お口直しにコーヒーを飲みに「The Coffee Bean & Tea Leaf」へ。

スタバと同じくらいよく見かけるアメリカのコーヒーチェーン店です。
しかしここもスタバ同様高いですね〜(涙)
レギュラーサイズのカフェ・ラテがW4800(約580円)。美味しそうだったので、カマンベール・チーズケーキをプラス。ケーキはW3300(約400円)。
これって、ちょっとしたカフェで食べる値段とあまり変わりませんよね。。(涙)それなのに、昼時ということもあってか、江南のOLさん達でいっぱい。この人達の平均月収は一体いくらなのかしら!?

でも先日ある方から「韓国女性はとにかく男性にゴチになることが当然のコトと思っているから困る!」というグチ話を聞きました。

韓国では高級ブランド品が大好きで、カレ氏におねだりするのを何とも思わず、バカ高いスタバのコーヒーを片手に歩く中身のない女性を揶揄する「テンジャン女」という言葉が去年のネチズン流行語大賞になりました。テンジャンとは韓国のお味噌のことで、直訳すると「味噌女」(!?)。

確かにその方も「スタバへ入って平気でトールサイズを頼み、お金は当然男性が払うものかのようにさっさと席に着き、挙げ句の果てには『ありがとう』の『あ』の字もない!」と憤慨しておりましたが、これはそれほど珍しいことではありません。

儒教の精神が強い韓国では、目上が目下にご馳走する慣習が今だに根強く残っているのですが、その延長線上なのかどうかは分かりませんが(多分違いますね、笑)、男性が女性にご馳走すること(男性が目上ならば、さらに当然のこと)は普通になってしまっているのが現実です。
まぁ、欧米社会ではほとんど考えられませんが、韓国ほどではないにせよ、日本でもややその傾向があるのは事実です。

し かし、ここで決定的に違うのが、ご馳走された後に「ありがとうございます」という感謝の言葉があるかどうかです。韓国では滅多に聞くことがありません。 それは男性が女性にご馳走する事は(目上が目下をご馳走する事も)「当然」だからです。たまに感謝の言葉を述べる奇特な方もいるかもしれませんが・・。
だから感謝の言葉がなくともビックリしてはいけないのが韓国社会です。

年を取れば取るほど大事にされる儒教の国。でもその分周りにたかられ、懐も痛くなって行く国でもあります。

自主プレ開始

今日のソウルは湿度が少しあり暖かくて、たぶん東京とそれほど変わらないのでは?という気候です。

最近すっかり食事ネタが洋モノに傾きつつあるので、また未訪韓の皆様へプレゼンテーションを兼ねて、昼食は韓国ならではのモノで攻めてみました!

本日は「ブデチゲ(部隊チゲ)」。
先日行った「ノルブポッサム」と同系列会社のチェーン店でブデチゲ屋さんがあるとお伝えしましたが、そこではまだ食べてみたことがなかったので、久しぶりにブデチゲを頂いてみました。

店名は「ノルブブデチゲ」と言います。
あの看板のオジサンの顔が同じなのでややこしい。
オー ダーしたのは「ホンブブデチゲ」。2人前でW13000(約1560円)。安っ!!

ベーコン、ソーセージ、ハムに乾麺など、ジャンクなモノ満載で す!!(笑)ダシは少しあっさり目で辛口。個人的にはちょっとコクが足りないように感じました。もう一つ残念だったのは最後にダシ汁を使ってポックンパッ (焼き飯)が出来ないこと。これは痛いっ!

やっぱりノルブグループはポッサムが一番ですね。もともとポッサムの専門店からスタートしたワケだし。今回は「ブデチゲは専門店の方が美味しい!」という結論に達しました。