韓国のデパート事情

三成（サムソン）の現代（ヒョンデ）デパートのトップフロアにはデパート会員専用ラウンジ「ジャスミン・クラブ」があります。
このラウンジは年間W３０００万（約３６０万円）以上お買い物する人に与えられる会員証がないと入れません。

韓 国のデパートの位置付けって、昔の６０年代頃の日本と同じです。高級なモノが揃っていて、ちょっといいお店でお食事するところ。日本では普通の人でも利 用するデパ地下ですが、ここでは一般庶民がデパ地下で日々の買い物をするなんて有り得ません。理由は恐ろしく高いから。。

平均年収が日本の約半分しかない韓国社会で、日本以上に高いデパートを頻繁に利用する人はごくごくわずかです。
だからこそ年間３６０万円以上も買い物する人にはもの凄い特権がいっぱい付いてくるのです。駐車場は当然無料でヴァレー・パーキング。諸々の割引や優待など。その中に会員専用ラウンジの使用もあり。

ラウンジはとても豪華でゆったりした造り。ちょっとしたホテル並みです。飲み物も色々とあり、もちろんタダ。コーヒー豆はイタリアのilly社を使用。そこらヘンのカフェでもW５０００（約６００円）はしそうなモノです。これにお茶菓子も付いて来ます。

日本も貧富の差が激しくなったと言われる昨今ですが、韓国はもっともっと数段上を行っています。儒教の精神、学歴偏重主義、家柄第一主義、男女差別、職業蔑視、貧富の格差などなど。
日本も住みにくい国だとは思いますが、韓国には完全に負けますね（悲）。

＊写真下は現代デパートの日本料理店にて食べた「フェドッパッ（刺身ビビンバッ）」。W２１０００（約２５２０円）也。