2007/02/28

時間にルーズ

狭くて古いけど、そのレトロさ加減が格好好きだった我が家(笑)。その契約が3月7日で終了☆
ということで、次の借り手を見付けるべく、ほぼ毎日不動産屋さんと内覧希望者がうさうさ宅へ訪れ、慌ただしい日々。。

家を内覧されたコトって初めてなので、韓国人ウォッチングが結構オモシロイ♪

初めに来たのは推定20代後半の新婚らしきカップル。
女性が圧倒的に主導権を握っており、家の中を一瞥しただけで帰って行きました(笑)。おどおどした大人しそうな男性は玄関口で待っていただけ。こういう主従関係は見ていて痛いですね・・(苦笑)

2番目はOLさんらしき若い女性。
明るくてとてもカンジの良い人。英語が話せたので、簡単に話をしましたが、決まらなかったのかなぁ〜。アヒル氏も「うさうさがせっかくキレイに掃除した家だから、彼女がいいなぁ〜」と勝手に希望(笑)。

3番目は愛想のないアジュンマ(おばちゃん)。
たぶん息子の部屋探しでしょう。いくら家の備え付けとはいえ、一切の断りもなく勝手に人んちの冷蔵庫を開けるなんていかにも韓国人らしい(笑)。

この内覧で一つ困ることは、時間をなかなか守ってくれないこと(涙)。
不 動産屋さんが何時に伺いますね〜、と事前に言って来るにも関わらず、待てど暮らせど来ない場合が結構ある。約束時間が15分、30分過ぎて、シビレを切 らしこちらから「まだですか?」と電話すると、悠長に「お客さんがまだ来ないんですよ〜」と・・。だったら一度連絡寄越さんかいっ!と思うのですが、普段 から時間についてはルーズな韓国人。。
こちらも出掛けることも出来ず待っていたり、時間までに慌てて帰って来たのに相手が来なかったりと、これにはかなり参ります。。(涙)

普段、必要最小限度でしか韓国人と接することがないうさうさ。当たり前ですが、いろんな韓国人がいますね〜(笑)

なんとか

本日アヒル氏のお母さんがアヒル氏と一緒に日本から帰国!
今回はアヒル氏が一緒なので無事飛行機に乗れたみたいで、ひと安心。。

開店直後の現代(ヒョンデ)デパート@三成に行き、ガシガシと食料品を買い込み。。すっかり疲れきったうさうさ。またいつもの日常が・・。

なんとか会社の復職予定日までにアヒル氏が日本へ帰国できるといいのですが、全てはお母さんの調子にかかっています!

2007/02/27

アジア化

日本にいるアヒル氏のお母さんの体調も良くなり、アヒル氏の会社からは就労ビザも下り、そして本日現地視察してきた新居もほぼ決まりとの連絡があり、あとは帰国の準備だけ。←コレがイチバン大変なんだな〜(涙)

今まではテンポラリーだった我が家。10ヶ月だけの仮住まいなので当然狭いし、家具ももともと備え付けで必要最小限度。まぁ、ほとんどをアヒル氏の実家で過ごしていたので、寝るだけの我が家でした(笑)。

今回やっと新しい生活が始まるという実感☆帰国前にアレコレ、今まで買いたくても買えなかったモノを少しずつ買ってみたり〜。

が・・気が付いたらアジアン雑貨が多くなってしまいました!そんなつもりもなかったんですけど。。(汗)
アヒル氏から「これ以上アジアンにしないでくれ!」と泣きが入ったので、もう止めます・・(苦笑)

友人

ソウルでの生活も本当に残すところわずかになりました!(毎回同じセリフで恐縮です。。苦笑)
各方面から「帰国は一体いつなの?」という質問が相次いでいるのですが、実はまだ航空券を予約していないので未定(笑)。が、たぶん(今度こそ本当に、笑)来週あたり帰国になりそうです。。

ソウル滞在終了秒読みということで、本日は友人Mさんのご自宅近くにある中華「golden jade」@ハンティで昼食をご馳走になりました!

ハンティ周辺はソウルで最も家賃が高いマンションの一つと言われるタワーパレスなどがある高級住宅街です。
そういうこともあり、ステキなお店が沢山ありそうなエリア。う〜ん、この辺りももっと開拓しておくべきだった(笑)。

連れて行って頂いたこちらのレストランも内装がモダンでおしゃれ〜♪

海鮮コースを頂きました。

どのお料理も日本式に少しずつきれいに盛り付けられ、器もステキです。本格中華というより、ややフュージョンがかっているけど、どれもさっぱりとした上品な味付けでとっても美味♪

蟹と青菜の炒め物の中には松茸も入っていました!


ソウルへ来て10ヶ月。いろんなお店を食べ歩きました。それも食べ歩き友人Mさんがいてくれたからこそできたコト。美味しい食事と楽しい会話は、ともするとストレスフルになる韓国の生活に潤いと安らぎを与えてくれました。

もしかしたら将来的に再び住むことになるかもしれないソウル。こういう友人との出会いや楽しい思い出ができただけでも今回の滞在は良い経験になったと思います!

Mさん、本当にありがとうございました〜☆

2007/02/26

淋しがり屋の韓国人

久しぶりに現代(ヒョンデ)デパート@三成へ。
明後日帰国予定のアヒル氏のお母さん。お家の冷蔵庫が空っぽなので、本日より少しずつ買い出しを。。

ついでにCOXモールの中で晩ご飯を食べて来ました。
モールの中にある、その名も「全州ビビンバッ」というビビンバッ専門店。以前友人Wさんから美味しかったと教えてもらったお店。

実はデパートのフードコートで食べるか、ここへ来るか迷っていたんです。
というのも、韓国では食事を独りで取るという習慣がありません。淋しがり屋で人とつるむのが大好きな韓国人。特に食事という大切な時間を独りで食べるという行為は、イコール、友達がいない可哀想なヤツというコトになり、最も避けたいコトの一つなのです。

シクタン(食堂)で独りでご飯を食べているのは勿論うさうさだけ。
隣のサラリーマンなんて、あからさまに奇異の目でうさうさを見ています(笑)。

マッ クなどのファーストフード店やデパートのフードコートやカフェならいざ知らず。。昼間でさえシクタンで「独りメシ」しているオヤジなんてほとんど見ませ ん。女性であれば尚更です。東京なんて吉牛だって女性一人で食べる姿があるくらいなのに。。(笑)こういうトコ一つとっても、日本では当たり前にある風 景が韓国では違うんですね。。

昔、アヒル氏が住んでいた大井町の焼き肉屋さんで独りで焼き肉を食べていたスーツ姿のオジサンがいました。そのオジサンは韓国人で、出張で日本へ来ているとのこと。焼き肉が恋しくてそのお店に入ったようです。。
ということを頻りに片言の日本語でお店のバイトの男の子に話してました。その時は随分人懐っこいオジサンだなぁ、と思っただけですが、もしかしたら独りで食事するなんてことに慣れてなくて、淋しかったのかもしれませんね。。(笑)

MONO篇〜その12

仁寺洞(インサドン)のいつもの食器屋さんで。

本当は気に入っている陶芸家の作品があって、この間行った時に店主のアジュンマから、2月末に窯出しがあるから新作が届くと教えてもらったので寄ってみたのですが、すっごく高くて断念。。(涙)

代わりにと言ってはなんですが、気に入ったお皿があったので購入。ちょっと変形していて、シッポのような突起部分の唐草模様と藍色がいいカンジです♪

いい加減「いつもの食器屋さん」という紹介じゃあ、悪いなぁと思っているのですが、実は店の名前を知らないうさうさ(笑)。なので、店内の写真を撮って来ました。
仁寺洞キルでこんなカンジのお店があったら、ソコです、ということで。。(笑)

ん!?

今日も暖かいソウル。革ジャン1枚で全然オッケーです♪
冬の間は開店休業状態だった近所の植木屋さんの店先にも、春らしいミニ水仙やツツジの苗木が出始めました。
すっかり春ですね。。

そしてなぜか昨日から鼻がムズムズ、くしゃみ連発・・。
も、もしや、これって・・花粉症!?(汗)

花粉症歴約20年のうさうさ。。
韓国にはスギ花粉はないハズなんですけど・・(涙)。一体なんの花粉?それとも黄砂?
スギ花粉がないイギリスではマロニエ花粉があり、これにもハマったうさうさ(涙)。あ〜、世界中で花粉のない国に行きたいっ!春は恐怖の季節です。。

鼻をムズムズさせながら、近所の「Du Phare」で昼食。
今回は1階のカフェでハム&チーズのホットサンドを。

地下のフレンチ・レストランで昼食会をする有閑マダムたちが待ち合わせでお茶してましたが、それにしてもド派手です、韓国のマダムたちは(苦笑)。

2007/02/25

手土産

アヒル氏、本日夕方から再び東京へ。
ホテルをチェックアウトした後、向かった先は「宮(グン)」@仁寺洞。

ここは北朝鮮の開城(ケソン)出身のハルモニ(おばあちゃん)がやっているマンドゥ(餃子)専門店。

御歳90歳のハルモニ。
テレビや雑誌などのメディアに多数取り上げられた名物おばあちゃん。店の入口にもハルモニの看板写真が!店内にもデッカい写真が貼ってあります。現在は半リタイアしたそうで、お店はやり手風のお嫁さんが切り盛りしています。

たまたまうさうさ達が行ったときは、運良く(?)奥座敷で仕事しているハルモニに会えました!ここまで来るとちょっとした芸能人に会ったようでカンドー(笑)。
本当にかわいらしい小さな小さなハルモニです♪

お店の看板メニューは「マンドゥクッ」。
牛の胸肉を煮込んだダシ汁のスープに巨大なマンドゥが6つも入っています。あっさりとしていますが、結構お腹にもたまりますね〜。

アヒル氏のお母さんは北朝鮮出身。もちろん幼少の頃、朝鮮戦争で南へ避難してからは一度も北へ行ったことはありません。

開城(ケソン)式の生マンドゥをテイクアウトし、日本へ行くアヒル氏に手土産として持たせました。少しでも具合が良くなることを願って。。

夢のようなヒトトキ

昨晩のチョッパル攻撃で胃もたれしたうさうさ。。
体調が思わしくなく、せっかくのホテルの朝食がちゃんと食べられず・・(涙)
食事に定評がある新羅ホテルなだけに、無念さも大きい。。

アヒル氏が、これだけでも新羅ホテルに来た甲斐があると絶賛したワッフルのみをルームサービスで頂きました♪うん、さすが新羅!

ロッテホテルのフレンチレ・レストランのシェフも、うさうさがソウルで一番美味しいと思うレストラン「Du Phare」のマネージャーも、「新羅は美味しい!」と口を揃えて言うけど、なるほど納得ですね☆


そ の後、3階にある室内プールでひと泳ぎしたのですが、ここのフィットネス・クラブは宿泊客(エグゼクティブ・フロア利用)以外は会員制クラブとなってお り、もうね、お金持ちを絵に書いたような人たちばかりがいました。ほとんどが併設されているゴルフ練習所に通う人たちとか!?

女性用ロッ カー室 ももの凄くゴージャス!あまりに広くてプールへの入口が分からず、水着のままウロウロするうさうさ(笑)。きれいにマニュキアを塗ったお上品そうなおばあ さんがいたので、拙い韓国語で聞いてみたところ、親切にガウンやタオルまで手渡され連れて行ってもらいました(笑)。サウナもスパも広くてとても清潔♪さ すが新羅ホテルですね。

いやいや、夢のようなヒトトキ。
この宿泊チケットをくれたアヒル氏のお母さんに感謝です☆

2007/02/24

足・足・足

夕食はホテルの近辺で。

ホテルがある奨忠洞(ジャンチュンドン)は豚足(チョッパル)で有名なエリア。
新羅ホテルの坂道を降りて行ったところに(最寄りは東大入口駅)、チョッパル専門店ばかりが軒を連ねた「チョッパル通り」があります。
朝鮮戦争(1950〜53年)直後、北朝鮮から避難してきた人たちが集まり専門店を開業したのが始まりとか。確かに年期が入ったディープお店ばかりが並んでます(笑)。スンデといい、チョッパルも北朝鮮料理ということでしょうか?

「元祖○○おばあちゃんの家」という看板を掲げたお店がズラ〜っとあり、どれも全部同じチョッパルの専門店。。店先にはグロテスクな豚足が積み上がっており、アジュンマたちが忙しなく切り刻んでおります(汗)。
どこもそれなりの客入りで、正直どこのお店が良いのか全く分かりません(笑)。お店前にはそれぞれ客引きがいて、「ピンデットッ(チヂミみたいなモノ)、タダで付けるから!」と、みんな同じ呼び込み文句(笑)。

一応新羅ホテルのコンシェルジュからオススメのお店を聞いていたので、その1軒に入ってみました。

どこのお店も同じだと思うのですが、メニューはチョッパルのみ。せいぜいピンデットッかジョンがあるくらい。
韓国の食堂では専門店が多く、日本のようにあれもこれも少しずつという概念がありません。清く1本勝負!(笑)。逆にいろんなモノを扱っているお店は、むしろ専門店ではないのでマズイというイメージ。

隣のテーブルを見るとやたら量が多そうなので、チョッパル(小)を頼んでみましたが、やって来たのはご覧の量(写真上)。やっぱり多いぞ〜(涙)

薄くスライスされたチョッパルの下にはコラーゲンがタップリくっ付いた豚足の塊も。。お肉はアミの塩辛に付けて頂きます♪

初チョッパルの感想は。。超マイウ〜♪
よく言われる臭みも全然なく、見た目はチャーシューだけど、とてもあっさり!コラーゲンの塊も変なブヨブヨ感がなくフツーに頂けました。しかもここのカクテキがめっちゃ美味しいんです!韓国焼酎ととても合います!

難点はこのチョッパルだけを延々に食べなければならないこと。
やはり途中で飽きてしまい、最後は軽い罰ゲーム状態でした(涙)。これはお酒のおつまみ程度で食べるモノですね。。

ソウル遠足第3弾♪

今回の週末滞在は新羅ホテル@奨忠洞(ジャンチュンドン)。
イロイロありましたが、なんとか泊まれることになりました(笑)。

新羅ホテルは国賓VIPが必ず滞在する韓国ウリナラ(「我が国」の意)最高峰の名門ホテル。
正直言って、歴史が古いホテルなだけに(73年創業)、名門だけど古臭いだけのホテルだと思っていました。が、しかし、去年5月に2年に渡る全面リニューアルを経てさらにグレードアップ!

さすがにウリナラホテルだけあって、すでにフロントから伝統に裏打ちされる品格と重厚さがあります。やはり今まで滞在したアメリカのホテルとはちょっと違いますね(笑)。

週末とあってか結婚式が行われていたようで、韓服を着たお金持ちそうなマダムたちがあちこちにいました。
体面を何よりも気にする韓国人。新羅ホテルで結婚式って、す〜っごくステータスありそうです(笑)。かつての日本の「オークラで結婚式」という以上か!?(笑)
宿泊者も今までのアメリカのホテルチェーンで見たようなカジュアルなジーパン姿の外国人より、文字通り各国のビジネスマンやおハイソな韓国人の方が多いですね。さすがウリナラ最高峰ホテル!(笑)


お部屋は10階のグランド・デラックス。
入ってビックリ!ひろ〜いっ!!(喜)
16坪もあります!今までの中で一番広いです♪今の我が家より広いんでない?(笑)

決して新しいワケではありませんが、手入れがキチンと行き届き清潔に保たれた室内。さすがウリナラ最高峰ホテル(笑)。

新羅ホテルって「テレビ音自動消音装置」っていうモノが付いてるんですって。
テレビ観てる間に部屋の電話機に電話が掛かってくると、自動的にテレビの音量が下がり、通話が終わると再び元の音量に戻るというモノ。新羅ホテルの特許だそうです(笑)。
試してみましたが、なるほど音量が下がりました。。だからどうというワケではありませんが、引っ切りなしに電話が掛かってくるご多忙な方には便利なサービス!?

立地的にビューは大したことありませんが、これだけ広ければリラックスするには十分過ぎます。






浴室もシャワーブースとバスタブとに分かれており、バスタブにはシャワーカーテンがないので、開放的。
シャワーカーテンってすごく鬱陶しいですよね!?

アメニティはうさうさの大好きなロクシタン♪





部屋の窓からの眺め。

向こうに見えるのは迎賓館。

駐車場が狭いのか、訪問者が多すぎるのか(←たぶん、コッチ!?)車寄せ付近には路駐の車だらけ。



さらに今回の滞在には、な、なんとホテル内にあるフランスのゲラン・スパサロン(L' Institut de Guerlain)で1時間のエステ付♪

ここ数日のゴタゴタで疲弊したキモチが一気に吹き飛ぶうさうさ。
昨日から海外引越しの見積もりだの何だので、ソロバン弾いていたら気が滅入ってしまったアヒル氏も、すぐさまフィットネスジムへ直行〜☆(ここがまたスバラシカッタようです!)

とうとう最後のソウル遠足。真打ち登場ということで、楽しみたいと思います♪

2007/02/23

忙しくて・・

韓国にいると日本の感覚では信じられないようなコトがしばしば発生し、そしてその度、面白い言い訳をよく耳にします。

その言い訳のトップが「忙しくて忘れていました」です。

アヒル氏がズボンの裾上げをお願いしたリフォーム屋さん。。
出来上がり期日にお店へ行ったら、まだ出来上がっておらず、「すみません、忙しくて忘れてました・・」との返事が!

絶句のアヒル氏(笑)。
「・・・忘れていたということは、ボクのズボンのプライオリティーが他のお客さんより相当低かったということですね・・」とアヒル氏お得意の嫌味をかますも、お店の主人は「いやいや、そんなことはないですよ〜(苦笑)」とあまり気にしていなさそう(笑)。

そして明日から1泊2日で泊まりに行くことになっていた新羅ホテル。。
これはアヒル氏のお母さんが入会している現代デパート顧客会員へのキャンペーンによる週末宿泊券サービスなのですが、新羅ホテルから事前にリコンファームの連絡が入るはずなのに、前日になっても全く音沙汰ナシ!
デパートの方に確認したところ、すぐさま新羅ホテルの支配人から恐縮した声で「すみません!忙しくてリコンファームを忘れてました。。」との言い訳が!!(笑)
この言い訳にもビックリしたのに、さらには現在キャンペーンで使用できる部屋がなく、ついては宿泊日を変更して欲しいと全くもって自分勝手なお願いを要求してきました(苦笑)

人のミスを問い詰めることにかけては天下一品のアヒル氏。

「そうでしたか〜。ボクも変更してあげたいのはやまやまなんですがね〜(←全くそのつもりはナシ、笑)、明日から日本へ行くんですよね〜(←コレは本当)。 で、3月上旬には日本へ帰国するので行かれる日がないんですよね〜(←コレも間違ってはいない)。本当に申し訳ないんですが〜。」と、やんわ〜りとした穏やかな口調で、でもキッパリと相手のオファーを シャットアウト!(笑)

もちろん数分後、支配人から「お部屋、ありました〜♪」というご連絡を頂きました。そうでしょうとも!(笑)


ということで、韓国で生活しているとかなりの頻度で遭遇する「すみません、忙しくて忘れてました」というオドロクべき言い訳。
アヒル氏もこの韓国モードのまま、仕事でこんな言い訳をしでかさないか今からとても不安です(笑)


本日無事、会社より就労ビザが下りたとの報告あり。
いよいよ始動開始ですかね。。

西大門刑務所歴史館

うさうさは博物館や美術館が好きなのですが、ソウルで行くのを躊躇していた博物館があります。

それは「西大門刑務所歴史館」@独立門。
1908 年に日本政府より強制的に建設された監獄(当時の名称は「京城監獄」)。その後、西大門監獄→西大門刑務所に改称。日帝支配が本格的に始まると、韓国の独 立運動家などの政治犯を投獄、処刑する場所となり、終戦後はソウル刑務所→拘置所として、87年まで引き続きその役割を続けることになるのです。

普通だったら迷わずこの手の博物館には必ず行くうさうさ。
だけどココだけはなかなか行く気になれずにいました。

う〜ん、こういうトコで無国籍人になれない自分が・・(苦笑)。

しかし、ふと思ったのですが、アウシュビッツだって、ダッハウだって見れるハズなのに、「日本人だからココに行かれない(行きにくい)」というのはオカシイのではないか!?と・・。



ということで、意を決して行って来ました!

87年に刑務所としての役割を終えた後、98年にその跡地が西大門独立公園として歴史的に保存されるようになり、当時の施設の一部が歴史館として公開されています。


主な建物だけをご紹介。

受刑者を収容する獄舎。

現存するのは第9獄舎から第12獄舎の4棟と女性用の獄舎2棟と強制労働させた工作舍のみ。


監獄は収監者を監視する中央舍から放射線状に3棟の獄舎が伸びており、中央舍から全体を監視できるように配置されています。





3棟のうち1棟が中に入れるようになっていました。

霊感は全くないうさうさですが、なんとな〜くイヤな雰囲気が漂い、やはり気持ちがいい所ではありません。。



獄舎は2階建て。
上は死刑囚を収容。

狭い独房は陽も当たらず、本当に寒々しく息苦しい冷気を感じます(汗)。

外部から完全に遮断され、頑強な鉄の窓枠から独房内に漏れる細い一筋の陽の光がとてもキョーレツでした。




獄舎を外から見た様子。

重苦しい獄舎から出て来て望む青空にホッとしました・・ホントに。。

ここはあの網走刑務所の設計者と同じ人が設計したそうです。



工作舍。
投獄者を強制労働させた場所で、第2次大戦中はここで軍事用品などを生産させていたそうです。

現在この建物内では刑務所内で行われた日本政府による数々の拷問や裁判、収監、死刑を体験できるシュールな体験場となっています(汗)。

見学に来ていた子供たちが死刑台の椅子に乗って無邪気に遊んでいるとこがなんともフクザツでした。。


死刑場。

23年に立てられた木造の建物。意外と小さいことに驚きました。内部には開閉式の床の上に死刑囚が座る椅子や、首を吊る縄が当時のママ残されています。

裏には地下に落ちた遺体を運び出す階段があります。

屍躯門。

死刑場の横にある遺体を共同墓地へ捨てるための秘密通路。

終戦直後、事実隠蔽のため日本政府により封鎖されたのを、後に復元したそうです。


この他に歴史館(旧保安課庁舍)では、独立運動家たちの日本に対する抵抗運動の歴史や事件などが展示されており、また地下には日本政府が行った拷問と弾圧の様子が相当リアルに生々しく再現されておりますが、正直前評判(?)ほどではなかったです。
イギリスで「Torture Museum(拷問博物館)」や「Witch Museum(魔女博物館)」などを数多く見ているうさうさ。やはり拷問の歴史は西洋の方が圧倒的に長いですからね。。

とは言え、有名人の処刑やその数でははかなり上を行くロンドン塔を見ても、その血塗られた歴史があまりピンときませんが、ここの独房は最近まで現役だったこともあるし、近代史の中での存在なので、かなり背筋の寒いものでした。

それにしても、幼い子供連れのお母さんとか、社会科見学なのか、先生に連れられて来ている幼稚園児たちが結構いて、韓国の反日教育、あるいは愛国心教育のスゴさを感じました。
あと、ほとんどが韓国語で英語の説明表記が少なかったのがちょっと残念。でも機会があったらぜひ日本人の方にもっと訪れて欲しいですね。

黄砂対策

本日から日本へ行く予定だったアヒル氏。
スッタモンダの挙げ句、お母さんの具合が少し良くなったということで、2転、3転しながら直前で出発日延期に・・(苦笑)
しかし、まぁ、韓国の旅行会社ってなんて柔軟なんでしょう。何回キャンセルして、予約取り直しをお願いしたのかワカリマセン。。(涙)

そして、今日もピーカンなソウル。気温は7度とやや低めです。
黄砂注意予報が出ていたので、マスクを用意。
韓国のマスクはご覧の通り、水色で綿素材。
最近は日本のような白くて使い捨てのもあるようですが、街中でマスクしている人を見るとほとんどがこのタイプ。ま、繰り返し使えるのでエコですね(笑)。
マスクの用途も風邪や花粉症対策の日本とはやや異なり、防寒用か黄砂対策で使われます。

2007/02/22

ハラボン

熊本の特産「デコポン」とまったく同じような果物が韓国にもあります。

その名も「ハラボン」!

済州島の漢拏山(ハルラサン)という山からきてるネーミングですが、日本のデコポンと音感も似ているし、カタチも似ているし、糖度がとても高く甘い果実であること、お値段的にも高級果物であることなど、全てにおいてクリソツです。
が、サイズはハラボンの方が勝ってますかね。。というか、かなりデカイっ!直径は12〜3センチくらいあります。

九州は東京より韓国の済州島の方が距離的にも近いから、地理的気候も似ているので同じような果物も栽培可能なんでしょうね。。

今日も生暖か〜い風が気持ち悪かったソウル。。明日は黄砂注意予報が出ております。いよいよ偏西風に乗って黄砂の季節到来!?

Mission: Impossible

明日から再び5泊6日で日本へ行くアヒル氏の準備のため、朝から買い物などでバタバタバタ。。
今回のミッションはお母さんを無事ソウルへ連れて帰ること!

現在東京にいるアヒル氏のお母さんの体調が芳しくなく、当初の帰国予定だった21日の飛行機を急遽キャンセル。そして、お父さんから除隊して晴れて自由の身となっている息子に「今すぐ日本へ来い!」とお呼び出し(苦笑)。

急なことだったので、キャンセル待ちでやっと取れた飛行機のチケット。しかも座席がないのでまたもやビジネスクラスだそうで。。(苦笑)

いやはや韓国の息子は大変です(笑)。地球の果てからでも親の命令(ミッション)が飛んできます。そしてその命令に対して「不可能です」という返事はまさに不可能なのです。

そしてまた明日から独身・うさうさの始まり〜♪


*本日のお昼は新世界(シンセゲ)デパートで「カルフォルニア・ロール」。←コレ結構好きなんです♪

2007/02/21

おしゃべりナイト☆

久しぶりにフランス村にてアヒル氏の友人Jちゃんと夕食をご一緒。

Jちゃんのお家のご近所にあるイタリアン「Formaggio」。
窯焼きピザが美味しいとオススメされたので、マルゲリータと具沢山のカルツォーネを頂きました♪

Jちゃんの近況報告で盛り上がり、しゃべる、しゃべる、しゃべる。。(笑)
「超」が付くほどお嬢様の彼女なのですが、さすがおハイソなフランス村在住者。いろんな美味しいお店をご存知でもあります☆


現在日本に滞在中のアヒル氏のお母さんの調子が悪く、予定していた日本への帰国日が振り出しに戻ったうさうさ(涙)。いつになったら日本に帰れるのか分かりませんが、今はソウルのお友達と会える時間を大切にしよっと。

こんなとこにまで

すっかり春の陽気のソウル。もうスプリングコートでもいいくらいの暖かさです♪季節ハズレになりつつあるのですが、こんなモノを買ってみました。

ソウルの露天で意外とよくあるのがペットの犬用の洋服。
一軒家よりもマンションが圧倒的なソウルでは小型犬が主流。売られている服も小型犬用ばかり。このバッタもんコートはW17000(約2040円)なり。

韓国と言えば、高級ブランドのコピー商品で有名ですが、こんなペットの洋服にまでバッタもんがあるとはスゴいですね〜。

ま、かわいいからいいけど(笑)

2007/02/20

驚愕!

沢山野菜を食べることで有名な韓国人。
焼き肉を食べれば、お肉の3倍以上の量の野菜を摂取!その摂取量は日本人の比ではありませんが、実はここに大きな問題点が!!

それは野菜に宿っている虫さん達・・・(汗)

韓国ではまだまだ衛生観念について意識が低いようなのですが、それを韓国人の皆さんは認識されているのか、な、なんと定期的に「虫下し薬」のお世話になるんだそうです。。し、知らなかった!!いや、東南アジアでは一般的な話と聞いていましたが・・う〜ん。

アヒル氏も知らなかったこの虫下し儀式!日本では今や「虫下し薬」と言えば、ペット用のお薬としか思い浮かびません。。が、しかし韓国では立派に人間用のお薬のことなんですね。。

帰国前に飲んでおこう!とアヒル氏。。(お〜い、苦笑)

さっそく薬局へ行き「虫下しの薬下さい!」と言うと、お店のオバサン、フツーに「ハイ、コレ。1錠飲んで、1週間後にもう1錠ね!」と(笑)。
しかもフツーに手の届く範囲の薬棚にありました・・やっぱり一般的なお薬なんですね・・(苦笑)。

日本でも寄生虫ダイエットなるモノが一時期話題になりましたが、韓国人がスリムなのはココに一因があったりするのでしょうか!?(汗)
そして、うさうさが渡韓してからぜんぜん太らないのはココに原因があるのでしょうか!?(大汗)


かくして我が家には虫下しの薬が2人分・・さていつ飲んだらいいものか。。ふむ。

ようやく

以前から気になっていたモノ。
去年から露天とかでよく見かけてはいたのですが、欲しいなぁ〜と思いつつも、いつも「ま、今度でいっか〜」と先延ばしにしてました。

帰国も迫り、江南の露天でようやく購入!

これ、ピアス・スタンドです。
大きさもカタチもイロイロあります。韓国ではピアスなどのアクセサリー類が安いので、ついつい増えてしまいます。だいたい1つW2000(約240円)くらいから、高くてもW10000(約1200円)の安いモノばかり♪

ごちゃごちゃしてしまうので、これで「見せる収納」を。。!?

2007/02/19

観光地詣で

3連休最終日。
仁寺洞(インサドン)に行ってみました。さすがに観光地だけあって大賑わいです。意外と旧正月は関係ないんですね、こういうトコは。。

お陽様は出てるけど、まだ肌寒さの残る天気。「タンパッチュ(小豆粥)」があるお茶屋さんの看板があったので、ついつい入ってしまいました。

仁寺洞キルの丁度真ん中にある「イエッチャッチッ」という伝統茶屋さん。
アン・ソンギとチェ・ジウ主演映画「ピアノを弾く大統領」のロケ地にもなったお店だそうです。そういえばこんなも場面あったような・・。
そのせいか店内には沢山の有名人のサインが壁一面に。。きっと韓流スター好きにはたまらない場所なんでしょうね〜。

そんなミーハーなネタとは裏腹に、店内はアットホームでとても落ち着きます。

運ばれて来たタンパッチュは普通日本で頂くお汁粉の2倍の量!いくら日本のお汁粉より甘くないとはいえ、さすがに食べきれません。。

うさうさ的には三清洞にある「ソウルエソ トゥルチェロ チャラヌンチッ」のタンパッチュの方がコクがあって美味しかったなぁ〜。
しかもこちらはお値段1杯W8000(約960円)と、量だけでなく価格もオドロキ!