独身・うさうさ、5日目。
明日はもうアヒル氏、日本より帰国予定。あっという間の独身生活もとうとう最終日。
昨日は1日棒に振ってしまったので、本日はシッカリと予定をこなす意気込みで学校へ出掛けるうさうさ。
いつもの如くランチどうする?と学校の友人Mさんと相談。
以前「芸術の殿堂」近くに見付けたフレンチ・ブラッセリーが気になっていたので、大きな賭けでしたが、行ってみることにしました。お店が南部ターミナル駅から徒歩10分と、とても辺鄙な場所にあるだけに、ハズれた時はかなり痛いと思っていたのですが・・果たして結果やいかに!?
「Du Phare」というお店。
このお店、外観はおしゃれなのですが、なぜかショー・ウィンドウがあって、洋服を着たマネキンが。。一見するとお洋服屋さん??(この理由は後ほど判明します)
取り敢えず入ってみると、ちゃんと地下にレストランがありました!
1階にあるカフェを通り過ぎて地下へ下りるのですが、カフェは天井も高く、外光も良く取り込まれており、まるでパリのカフェのような雰囲気♪否が上にも期待は膨らみます!(写真はカフェにあるケーキのショーケース)
地下のレストランはテーブル数もそれほど多くなく、こじんまりした印象。内装も(韓国にしては珍しく)非常にシンプルにまとめられ、清潔感があってとても好印象!
またまた期待が膨らむ友人Mさんとうさうさ♪
ランチコースはW28000(約3360円)でプリフィックス(←コレも珍しい!)。
まずはスープかサラダをチョイス。本日のスープ「パンプキン・スープ」を頂きました。
しかしホント、韓国ではパンプキン・スープが多い!美味しいけど、さすがに飽きてきたので写真はなし。
アントレは正統派にフォアグラを。
友人Mさんも先日のロッテホテルのフォアグラ・ムースが今ひとつだったので、リベンジで同じモノをチョイス。
かなり良いです!安物のフォアグラではなさそう。焼きリンゴのスライスとドライいちじくのコンポートの付け合わせがトラディショナルです。
メインには、うさうさが韓牛(ハヌ)のアンシム(ヒレ)ステーキを。友人Mさんは悩んだ末、ワンセウ(車海老)をチョイス。
その他には日替りのお魚や、チキンのコンフィ、鴨もあり。
正直アントレの時点で、すでに今までのソウル滞在の中ではダントツのフレンチだと、Mさん共々確信!(そもそもそんなにフレンチなんて食べてませんが、笑)
うさうさのステーキもオーダー通り、ちゃんとミディアム・レアでした。韓国人は焼き肉でもなんでもよ〜く焼いて食べるのが好きなので、この火加減が本当にムズカシイと聞きます。
ちなみに牛肉のチョイスの中には「和牛」もあり。
そこまでチャレンジャーにはなれなかったので、韓牛にしましたが、ちょっと食べてみたい気も・・(笑)
デザートは本日のデザート「タルトショコラ&パイナップルのソルベ」を頂きました。
これも絶品!
とにかく大満足の内容に2人ともビックリ!(笑)
こんな辺鄙(?)な場所にこんな美味しいフレンチがあったとは!!
外国人が珍しかったのか、暇だったののか(←たぶんコッチ、笑)、支配人のマネージャーの方と仲良くなり、イロイロとお話を伺ったところ、元々ここのオー ナー、洋服のショップを経営しており、2階にあるのがそのショップとのこと。もちろん洋服屋さんと言ってもそこらヘンのオバサン服ではなく、コンサバの帝王・芦田淳系です(笑)。
どうもここのオーナー(女性)、大変な大金持ちらしく、仕事がないぼんくら息子のために、このフレンチ・レストランをオープンして任せたそう。が、そのぼんくら息子、全然経営能力がないバカ息子らしく、5年前にロッテホテルの「シェーンブルン」から引き抜かれて来た支配人の彼は「頭が痛い・・」と嘆いておりました(爆)。
しかしまぁ、ここにも韓国でよくアリガチな図式が!大金持ちのお母さんにぼんくら息子。そんな息子にレストランを任せたものの、全然使えずスタッフは大迷惑!どっかの韓ドラにありそうな話ですね(笑)。
そしてそれをお客さんに赤裸々に話す支配人。普通有り得ないでしょ、日本では!(笑)
この有り得ないところが韓国の面白いところ!あ〜、あと半月でお別れなんて淋しい限りです。。
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