急遽延世(ヨンセ)大学の語学堂に通っているUさんと昼食を取ることになり、江南の「トゥブマウル」で食事し、「The Sand」でお茶を。。
その後、うさうさの本日の「TO DO LIST」である「スェッテ博物館」へUさんもご一緒にお付き合い頂くことになり、博物館がある大学路(テハンノ)へ。
「スェッテ」とは韓国の方言で「鍵」のこと。
この博物館では高麗や朝鮮時代の鍵や錠前、朝鮮時代の家屋の門に取り付けられていた閂、さらに各国の珍しい鍵などを展示。
中はコンクリの打ちっぱなし。どちらかと言うとデザイン事務所というカンジ。
入場料はW5000(約600円)。昨日のソウル歴史博物館とはエライ違いだなぁ(笑)
額に書かれた「スェッテ(鍵)」のハングル文字。ハングルの幾何学的な文様が美しいです。
このような錠は箪笥、小箱、つづら、米びつ、蔵、正門など、使用する場所や用途によって大きさ、形態などさまざまな種類があります。
特に箪笥や小箱などの錠はその家具との美的調和を考えられて作られたものが多く、細かい銀糸細工が施されていたり、芸術品に近い。
魚は魔除けの印。
魔除け祈願として魚を模したものを家に飾るんだそうです。
日本の天守閣にあるシャチホコなども同じ発想。
ここにも魚が!
この他にも繁栄と長寿を祈願した亀のカタチをした閂や錠前がありました。
そういえば鶴はなかったなぁ〜。
鶴って韓国にはいないのかな?
金属素材に龍や鳳凰など縁起モノの模様で牌を造り、家の中に掛けて家内安全を祈願したそうです。
これも装飾品として、朝鮮時代の上流社会では貴重な婚礼用品の一つとされたそうです。ふむふむ。
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