2006/09/12

キボン青年

アヒル氏にはここ韓国ではあまり友達がいません。
大学から日本へ行ってしまったせいもあるし、韓国的なモノの考え方があまり肌に合わないせいもあるし、いや、元来人とのベタな付き合いがあまり好きじゃないせいもあるかな?

そんなアヒル氏の数少ない友人の一人に梨泰院のTシャツ屋さんで働いている青年がいます。去年まで公益勤務要員で一緒だった彼はまだ20代前半。

坊主頭のその青年は今風のオトコノコ。
音楽の趣味やカンカクがアヒル氏と合うようで、時々ショップに遊びに行ったり、飲みに行ったり。。

そんな彼の口癖は「キボン(基本)」。

そのキボン青年、どこからどうみても今風の若者なのですが、もの凄い気配り青年なんです。

初めて会った時には、結婚のお祝いに、と
彼のショップのTシャツをプレゼントしてくれたり、
(しかも日本語手書きメッセージ入り)
飲みに行った帰り路、何も言わずどっかへ消えたかと思うと、
コンビニでコーヒーを買って来てくれたり、
ショップにフラっと立ち寄れば、お茶を買って来てくれたり、
何も言わずとも、フツーにさり気なく気配りするんです。

「コマウォヨ〜(ありがとう)」というと、
「キボン!」と彼。。(笑)

儒教の精神がまだまだ根強い韓国。
彼ほどでないにしろ、基本的に若者はみなとても礼儀正しい。
気に入らないことがあると、すぐ金属バットで親を殺しちゃう
ドコカノの国なんかとは全然違います。。

日本でこういうことをサラリとできる青年が
どれくらいいるのかは、知りません。

でもやっぱりこういう所は見習わなくちゃね☆

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