2006/11/27

H映画通信〜その5

うさ評:★☆☆☆☆

風邪引いて自宅療養中で暇を持て余しているので(?)、最新H映画観てみました。
「The Grudge2」。
そう邦題「The JUON」(ハリウッド版「呪怨」)のパート2です。

まだ日本では未公開のこの作品。本国アメリカでは10/13(金)というH映画にとってまたとない絶好の日に公開。韓国でもただ今公開中です。

さて、あらすじなのですが・・。
ってかこの「呪怨」シリーズ、日本版もアメリカ版もH会のメンバーと全部観ているはずなのに、正直全然内容がないのにシリーズ化されているので、前作の「The JUON(邦題)」が一体どんなんだったかすら思い出せない始末(苦笑)。

え〜っと・・。
そうそう強い怨念を残して死んで行った伽椰子(かやこ)という女性とサブキャラの俊雄クンの話でしたね(笑)。あ、黒猫もいたっけ。
舞台は彼女が惨殺された家です。

前回の「The JUON(邦題)」ではアメリカ版リメイクということで、主人公が日本に留学しているアメリカ人という、その時点ですでにとても違和感ある設定だったのですが、彼らが訪れた「伽椰子邸」で、彼女の怨念に取り憑かれ次々と非業の死を遂げて行くワケです。

その続編「The Grudge2」では、この呪われた家が空き家となって登場。ってか、早く壊しなさいよ!って言いたい。
で、日本のアメリカンスクールに通うバカっぽいアメリカンな女子高生が肝試し的に「伽椰子邸」に入り、次々失踪していきます。そんな話と平行して、パート1で頭がおかしくなった姉(前作の主人公)の様子を見に妹が来日。
その妹がなぜか伽椰子の暗い生立ちを探り当て(「リング」の貞子の生立ちと一緒でなんらヒネリなし)、問答無用に取り憑いてくる伽椰子に果敢にも挑んで行きます。

まぁ、 内容は本当にどうでもいいのですが、今回は時間軸が日本とアメリカと2本になっている為、多少分かりづらいです。
さ らに、前作は主人公がアメリカ人 という違和感はあったものの、舞台は始終日本だったので、なんとか絵面的に収まっていたのに対し、本作では伽椰子がアメリカにまで出没し、アメリカ人にド ンドン取り憑いて行く様子はなんだかあまりに滑稽。アメリカ版「The Ring」ですら、貞子はサマラという名の外人になっていたのに・・。

とってもワールドワイドになった伽椰子&俊雄コンビ。「伽椰子 Goes To Hollywood!」という内容ですかね・・。


そういえば以前、ある人が冗談だか本気だか分からないことを言っていたことを思い出しました。

  ボク、占い師に
  「あなた、霊に取り憑かれていますね」
  って言われたことあるんです。
  その占い師曰く、
  どうもアメリカへ出張行ったときに
  向こうで取り憑かれてしまったらしいんですが、
  その霊・・「阿部さん」っていう人らしいんです。


これ笑い話なのかよく分かりませんが、当然幽霊だって、今やいろんなモノを媒介にして現れるので、伽椰子が日本とアメリカを行ったり来たりしていてもいいのかもしれません・・。

というかこんな陳腐な感想しかありませんでした(了)

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