2006/11/09

H映画通信〜その4

うさ評:★★☆☆☆

今年の7月に公開された「アパート」。韓国トップ女優の一人、コ・ソヨンが4年ぶりの充電期間を経て出演とあり、公開前から結構話題に。。
この作品はだいぶ前に観たのですが、なかなか良かったのでご紹介したいと思います。

高 層アパートに住む主人公(コ・ソヨン)は毎晩決まった時間になると向かいのアパートの部屋の灯りが一斉に消えるのも目撃。そして灯りが消える度にそのア パートの住人が次々と変死する怪事件が起こる。同時刻に消える灯りと怪死事件との関連性に気付いた主人公は、アパートの住人を取り巻くある怨念を知ること となるのです。。

殺 された人たちは一見みな善良な市民。偽善という仮面の裏に隠された共通の忌まわしく哀しい出来事。ちょっとシックス・ センスやアザーズのような目眩まし 的なとこはあるけど、これはなかなか新しいパターン。さすが韓国ホラーのヒットメーカー、アン・ビョンギ監督。脚本がシッカリしています。この監督は人間 の奥底に潜む残酷さを描くのが好きらしい。一番怖いのは怨霊より「人間」と言うことか!?

この作品は「友引忌」、「ボイス」、「コックリさん」に続く4作目。本作では怖さは少しトーンダウンしたようですが、着実にパワーアップしております。次作も期待できそう☆

ちなみにいつも行くDVDレンタルショップのオンニ(おねえさん)に、「アヒル氏、最近映画の趣味が変わったわね〜」と言われたそうです。。すいません、アヒル氏。

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