2006/11/16

灯台もと暗し

うさうさの住んでいる瑞草(ソチョ)には、検察庁や韓国の最高裁判所に当たる大法院がある為、場所柄、検事や弁護士など結構オハイソ系な人達が多いので、それなりに良いお店があったりします。

今日は以前からアヒル氏が気になっていた駅近くの豚カルビ屋さんへ行ってみました。いつもかなり繁盛している様子のこのお店。その名も「マポチッ」。たぶん豚カルビ横丁で有名な麻浦(マポ)の地名から来ている店名と思われます。

店構えも2階建てでかなり大きく、6時過ぎで、すでにほぼ満員。特に今日は日本のセンター試験に当たる「修能(スヌン)試験」があったので、家族連れで「お疲れさま会」のようなグループが目立ちました(笑)。

日 本と比べ物にならないくらい物凄い学歴社会の韓国において、学生達にとってこの試験日は一生に一度の大切な日!となりのテーブルのそれらしき親子連れのお 母さんが、「この子は今日試験だったのよ!(だから食事の方もそれなりに)よろしくね!!」と、店の人にサービスを要求していたのが可笑しかったです。そ んな の知らな いってばっ!(笑)

さて、お味の方ですが。。
さっぱり系が食べたかったので、豚カルビではなく、モクサルという豚の首まわりの肉を頂きました。(写真1・2)
楕円形にカットされた肉がステーキのようです♪焼き色が付いてきたら、ハサミでチョキチョキ、細切れに切って食べます。実はいつも豚といえば、サムギョッサル(三枚肉)ばかりで、モクサルは初めてだったのですが、これがねー、めちゃ旨っ!なんです〜♪♪
豚の旨味がしっかりしていて、弾力もあり、とてもジューシーでした。

さらに珍しいモノをご紹介。(写真3)
これはコッテギと言って豚の皮をタレ漬けした物です。これをコンガリ焼いて頂きます。割とこの手のモノはなんでも平気なうさうさですが、産毛がびみょ〜に見えていたことと(汗)、モツ系の臭みが強かったことと、クチャクチャした噛み応えが今ひとつ好きになれませんでした。

さらにさらに珍しいモノをご紹介。(写真4)
豚の血の塊が入ったへジャンクッ(解腸汁)。見た目もグロく、かなり気後れする形状ですが、食べてみると全然レバーっぽくありません。フツーに食べれます。

と にかくこのお店、ものすごく当たりでした!付け合わせの野菜も味付け加減が調度良いし、最後の〆に食べたテンジャンチゲも美味しかったです。どれをとっ てもかなりレベル高いです(あ、コッテギ以外ね、笑)。さすが検事さん達のお膝元、瑞草洞だわ〜(笑)こんな近所にこんな掘り出し物のお店があったと は!!灯台もと暗しとはこのことですね☆

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