2006/11/29

悪夢

普段はなかなか風邪を引かないうさうさ。
でも風邪を引くと怖いことが一つあります。
それはやたらアイスクリームが食べたくなること・・。
たぶん食欲がなくなっているので、喉ごしの良いモノが食べたくなるせいでしょう。しかも冷たくて微熱でボーッとした体にはもってこいの食べ物です。

昔風邪を引いた時、ハーゲンダッツの「クッキー&クリーム」をパイントサイズでバカ食いしたことがあります。結果、後日体重計に乗ったら恐ろしいことになっていました。。(涙)
そして今回久しぶりに風邪を引き、やたらアイスクリームを食べてる今日この頃。あ〜、悪夢が再び!

韓国でお気に入りは「Natuur」というアイスクリーム。ロッテ系列の会社で路面店もあるらしい。1つW2500(約300円)だから、日本のハーゲンダッツより高いという高級アイス!その「Natuur」の中でもざくろアイスがお気に入り。

今日もまた一つ、ざくろアイスがうさうさの胃袋の中へと消えてゆくのでした・・。

2006/11/28

風邪を引いたら・・

韓国では肉を食べるそうです。

日本だったら、お粥に焼き魚とか、消化に良さそうなモノを食しますが、韓国ではミネラルビタミン豊富な肉を食べるのが一般的らしいです。特にビタミンB1が多く含まれる豚肉は疲労回復に良いとのこと。

「風邪を引いたらお肉を!」というアヒル氏&アヒル氏のお母さん。(ま、親子ですから、言うことは同じですがね、苦笑)

てなワケで、今回風邪引き始め時に豚カルビ専門店「マポチッ」@瑞草を再訪。
前回食べれなかった豚カルビ定食W9000(約1080円)を頂きました。
ヤンニョム(味付け)された豚カルビはとっても柔らかく、この量でこのお値段はさらにオドロキ!焼き上がった豚肉を野菜に包んで頂くので、繊維もたっぷり摂れます。

ただ、残念ながらひ弱なうさうさの胃袋に、この韓国式「肉ショック療法」は合わなかったようで、帰宅後胃がもたれ、さらに体調は悪化することに・・(涙)

たぶん、風邪を引く前に食べた方が予防になったかも!?

2006/11/27

H映画通信〜その5

うさ評:★☆☆☆☆

風邪引いて自宅療養中で暇を持て余しているので(?)、最新H映画観てみました。
「The Grudge2」。
そう邦題「The JUON」(ハリウッド版「呪怨」)のパート2です。

まだ日本では未公開のこの作品。本国アメリカでは10/13(金)というH映画にとってまたとない絶好の日に公開。韓国でもただ今公開中です。

さて、あらすじなのですが・・。
ってかこの「呪怨」シリーズ、日本版もアメリカ版もH会のメンバーと全部観ているはずなのに、正直全然内容がないのにシリーズ化されているので、前作の「The JUON(邦題)」が一体どんなんだったかすら思い出せない始末(苦笑)。

え〜っと・・。
そうそう強い怨念を残して死んで行った伽椰子(かやこ)という女性とサブキャラの俊雄クンの話でしたね(笑)。あ、黒猫もいたっけ。
舞台は彼女が惨殺された家です。

前回の「The JUON(邦題)」ではアメリカ版リメイクということで、主人公が日本に留学しているアメリカ人という、その時点ですでにとても違和感ある設定だったのですが、彼らが訪れた「伽椰子邸」で、彼女の怨念に取り憑かれ次々と非業の死を遂げて行くワケです。

その続編「The Grudge2」では、この呪われた家が空き家となって登場。ってか、早く壊しなさいよ!って言いたい。
で、日本のアメリカンスクールに通うバカっぽいアメリカンな女子高生が肝試し的に「伽椰子邸」に入り、次々失踪していきます。そんな話と平行して、パート1で頭がおかしくなった姉(前作の主人公)の様子を見に妹が来日。
その妹がなぜか伽椰子の暗い生立ちを探り当て(「リング」の貞子の生立ちと一緒でなんらヒネリなし)、問答無用に取り憑いてくる伽椰子に果敢にも挑んで行きます。

まぁ、 内容は本当にどうでもいいのですが、今回は時間軸が日本とアメリカと2本になっている為、多少分かりづらいです。
さ らに、前作は主人公がアメリカ人 という違和感はあったものの、舞台は始終日本だったので、なんとか絵面的に収まっていたのに対し、本作では伽椰子がアメリカにまで出没し、アメリカ人にド ンドン取り憑いて行く様子はなんだかあまりに滑稽。アメリカ版「The Ring」ですら、貞子はサマラという名の外人になっていたのに・・。

とってもワールドワイドになった伽椰子&俊雄コンビ。「伽椰子 Goes To Hollywood!」という内容ですかね・・。


そういえば以前、ある人が冗談だか本気だか分からないことを言っていたことを思い出しました。

  ボク、占い師に
  「あなた、霊に取り憑かれていますね」
  って言われたことあるんです。
  その占い師曰く、
  どうもアメリカへ出張行ったときに
  向こうで取り憑かれてしまったらしいんですが、
  その霊・・「阿部さん」っていう人らしいんです。


これ笑い話なのかよく分かりませんが、当然幽霊だって、今やいろんなモノを媒介にして現れるので、伽椰子が日本とアメリカを行ったり来たりしていてもいいのかもしれません・・。

というかこんな陳腐な感想しかありませんでした(了)

2006/11/26

遅ればせながら・・

ダウンして3日目(涙)
でもブログ更新だけはしているうさうさです。

出掛けることができないので、身の回りネタで。

日本でも今年流行った「ハイカカオチョコ」。
カカオに含まれるポリフェノールにダイエット効果があるということで、もちろん韓国でもブームになりました!

で、遅ればせながら買ってみました。

カカオ含有率72%のロッテ「Dream Cacao」。
で も日本のロッテ商品「カカオの恵み」はカカオ含有率が70%、75%、85% の3タイプなのに対して、本国韓国ロッテ商品の「Dream Cacao」は56%と72%の2種類のみ・・。

この差は国民の嗜好の差なのか、他社商品との兼ね合いなのかよく分かりませんが、韓国人にはちょっとビ ター過ぎるような気もします。

2006/11/25

韓国の病院事情

喉の痛みがひどく、食事や睡眠もままならぬ状態(涙)。今朝、アヒル氏と一緒に内科へ行って来ました。

韓国の病院で驚くことは、まず初診の際に提出する問診票がないということ。日本だとアレルギーの有無とか、過去に大きな病気をしたことあるかとか、女性だと現在妊娠している可能性があるかどうかも確認しますよね!?
韓国では全くそういうのがありません・・。
お医者さんの診察時ですら、そういう質問は一切受けません。

そして、風邪の場合は必ず即注射!
即効性を重視する韓国人なので、注射を打つのが一般的らしいです(怖)
もちろん今回行ったこの病院でも「注射打ちましょう。」 と言われましたが、以前クラスメートの中国人が風邪を引いて病院に行ったら、お尻に注射を打たれ、その直後から1週間下半身麻痺状態になった話を聞いていたうさうさは、丁重にお断り申し上げました・・。

さて次に、処方箋を書いてもらって薬局で薬をもらいますが、自分が受け取った薬が一体どういうモノなのか、という詳細はもちろん付いていません。
ま、日本も薬の詳細義務付けは約8年くらい前からだから、韓国はまだまだこれからなのかもしれませんが、日本では当たり前になっていることが行われていないと、(特に医療関係では)ちょっとコワい・・(涙)

どこの国でも病院は生死に関わるとこなので(ちょっと大げさ!?笑)、やっぱりあまり行きたくないですね〜(涙)

2006/11/24

とうとう

ダウン!

風邪引きました・・(涙)

2006/11/23

保湿対策

最近のマイブーム。それはシートマスク☆
乾燥が激しい韓国の冬。。毎日美容液やら保湿クリームをいつもより多めに塗っても塗っても、なんか乾燥が気になる今日この頃(涙)。
保湿対策を考えねば!と思っていたところ、家のどっかにシートマスクがあったのを思い出し、使用してみると・・、あら!これが意外にいいカンジ♪
それ以来、あちこちコスメショップへ行っては、面白そうなシートパックを買って試してます。

コスメショップ天国の韓国。
シートパックもいろいろと豊富。どれも1枚W1500(約180円)程度なので、お手頃土産の定番として、韓国海苔に次いで女性には人気!?

最 近は女性に良いとされる「ざくろシート」とか、ポリフェノールを含んだ「ぶどうシート」が人気らしい。その他、クロレラやイソフラボンなんてのもあり。 うさうさ的に気に入っているのは「キャビアシート」。キャビアエキスは肌に栄養と水分を補給し、弾力のある肌を作るらしい。キャビアって食べてよし、塗っ てよし、という優れモノなんですね〜。

2006/11/22

ヘーゼルナッツ風味

韓国で驚くモノの一つに「ヘーゼルナッツ風味」のコーヒがあります。
スタバなどのコーヒーショップが出現する前。まだ「タバン」と呼ばれる喫茶店が主流だった昔は、コーヒーと言えば、このヘーゼルナッツ風味のコーヒーが一般的だったようです。

今でもスーパーなどで手に入れることはできますが、タバン自体がすっかり日本の「ルノワール」のようなオッサンが行く喫茶店というイメージになってしまっているので、なかなかこのコーヒーに出会う機会がありませんでした。

が、本日タバンに入る機会があり、カプチーノをオーダーしてみたところ、出て来たのが噂のヘーゼルナッツ風味のコーヒー!!
強烈に漂うヘーゼルナッツの甘〜い独特な香り・・。さらにどこがカプチーノなのかよく分からないのですが、上にクリームが乗っかってました(苦笑)

おお〜!これがあのヘーゼルナッツ風味のコーヒーか!
こんなヘンテコな飲み物にW5000(約600円)も取られているというボッタクリ状態にも関わらず、妙に感激のうさうさ♪ただし、もう2度と結構!と思いました。

2006/11/21

韓国女性がスリムなワケ

最近外食続きでで辛いモノを食べ過ぎているせいか、ゲーリーなうさうさです(涙)

さて、本日は韓国人がスリムなワケを考察!

韓国女性は一般的にスリムで肌がキレイだと言われます。確かに全般的に皆さん色白で、日本人より手足が長く、スラ〜っとした人が多いという印象です(統計的にも平均身長は男女共に日本人よりやや高い)。

体 格や骨格の違いはさて置き、スリムな人が多いというその理由の筆頭はやはりカプサイシンでしょうか!?カプサイシンとは唐辛子の中にある成分で、アドレナ リン分泌を活発にし、発汗作用を促し、それが美肌を作るらしい。あと、野菜を異常に沢山食べるので、日本人より繊維を多く摂取しているとも思われます。

まぁ、諸説色々あるのですが、9月に日本へ一時帰国した際、毎日バカ食いして感じたのは、韓国食は「お通じに良い」ということでした。
ど んな料理にもまずニンニクと唐辛子が大量に入っています。ニンニクは腸の代謝をよくする働きがあるので、あれだけの量を毎日摂取していたら、便秘になる ことはないでしょう。。さらにご飯も雑穀米を好んで食べます。そのせいかは分かりませんが、アヒル氏のおならは相当な威力を発揮します。

ソウルで暮らすようになったら、毎日毎日、お腹には何も残っていないんじゃないか、という位に快便です(汚い話でスミマセン)。結果、女性によく有りがちな「ポッコリお腹」が全くなくなりました。

渡韓して2キロ近く痩せたのは、毎日お腹のモノが残らず排出されるせいなのかもしれません(笑)。
そういう意味では韓国食はデドックス効果ありと言えるでしょう。

2006/11/20

ハイ・テンション

アメリカ人は本当に元気だ!

よくしゃべるし、よく笑うし、とにかく元気でテンションが異様に高い!
アヒル氏の妹さんのダンナさまと初めて会った時も同じような印象を抱いた記憶が・・。

もちろん、無口でサンバ嫌いなブラジル人がいてもおかしくないように、寡黙でハンバーガー嫌いなアメリカ人だっている・・・ハズ。

うさうさにはアメリカ人の友達がいません。
これだけいろんな話をしたアメリカ人は初めてに近いかもしれません。不思議と決してアジア人と遠くかけ離れているとは感じなかったのですが、イギリス人やヨーロッパ人とは明らかに違う彼ら。。

な〜んて、ことを深夜1時半にトボトボと歩きながら考えた夜。

深夜になり、ますますハイ・テンションになってきたD氏をアヒル氏に任せて、早々に(という時間じゃないけど、苦笑)帰宅の途へ付いたうさうさです。

鶏鍋横丁

「コルモッ(横丁)」シリーズ第3弾。

無事ソウル公演を終了したD氏。せっかく韓国へ来たのだから!と帰国日を延長したので、さっそくディープ・コリアをご案内☆

今夜は「I wanna eat chicken!」ということで、東大門市場にある鶏鍋横丁(タッハンマリコルモッ)へお連れしてみました。夜9時近くだったので、お目当てのお店「元祖ソムンナン・タッハンマリ」はかなりディープな匂いがプンプン。やはりこの手のお店は東大門近辺に多いんですよね〜。

タッハンマリとは、文字通り「タッ(鶏)」を「ハンマリ(一羽)」、まるごと鍋で煮込んだ鶏鍋料理です。一緒に入れる具はネギやシイタケ、韓国のお餅、と至ってシンプル。スープは鶏と野菜の旨味がじっくり煮出されたあっさり味なので、これなら西洋人でも大丈夫!
実際には、鶏の身や野菜を、お店の特製ダレに付けて食べるのが本当です(ただし相当辛かった・・涙)。

この横丁は、以前ご紹介し焼き魚横丁の延長にあり、怪しい焼き魚横丁をずんずん奥へ進んで行くと、いつしか鶏鍋横丁となっていきます。
ちなみに、ここら辺には、滋養強壮に良いとされるポシンタン(犬鍋)も多く見られます。

横丁を歩くと、哀しい目をした犬達があなたをジーッと見ている・・なーんてことはないのでご安心ください(笑)

2006/11/19

芝居がはねた後は・・

欧米だと、観劇後はステキなディナーなんぞ食べに行き、ワインやシャンペン片手に、今日観たショーについて、あれこれと楽しい会話に花が咲くんですが・・が、しかし、ここは韓国!(笑)

観劇が終わり、さて何を食べようか、と。
アヒル氏のお母さんは体調管理があるので、なかなか食べられるモノがない。あれもダメ、これもダメ・・う〜ん。。困った!

で、ふと思い出したのが、南部ターミナル近くにある豆腐料理専門店「百年屋」。

約2年ぶりに訪問。
ここの豆腐は豆腐の産地として有名な江原道(カンウォンドウ)産の手作りモノ。水にもこだわっていて、雪岳山(ソラクサン)の天然水を使用。
緑豆の粉を溶いて焼いたピンデトッ(お好み焼きのようなモノ)はここの一押しメニュー。来てるお客さんのほとんどが頼んでました。

そして、久々にスンドゥブ(純豆腐)チゲを頂きました。大豆の甘さが残るスンドゥブが味わい深くて、ただ辛いだけのチゲになっていないとこが手作りってカンジです♪ご飯に付いてくるパンチャン(おかず)もどれも美味しくて、久しぶりに来た甲斐あり!

文化活動

D氏と一旦別れ、アヒル氏とお母さんと3人で夕方5時より開演する彼のステージ「ディアボロ」を観に行って来ました。

江南から車で南へ30分程行ったとこにある「ソンナム・アート・センター」。このアート・センターはソウルの隣、京畿道(キョンキドウ)に出来た新しい文化ホールなのですが、モダンできれいだし、かなり大きい。
今夜は最終公演とあり、客の入りも上々のよう。。

コ ンテンポラリー・ダンスと聞いていたので、ピナ・バウシュのようなんだったら、どうしよう・・と思っていたら(過去2回、会社の先輩に連れられて、睡魔と 激しく闘った記憶あり、笑)、「ディアボロ」は前衛的だけれども、アクロバティックな要素がかなり強く、むしろサーカスを見ているようなカンジでし た。

しかし、普段の彼はフツーの好青年なのですが、やっぱりアーティストなんだなぁ〜。

今週末は盛り沢山な文化活動があって、ちょっとウレシイ♪

パフォーマー来日☆

アヒル氏の妹さんはアメリカ人と結婚して今はサンフランシスコに住んでいるのですが、彼女のダンナさまの親友D氏が仕事でソウルへ。
どんな商用で来たのかと思えば、この方、職業はパフォーマー!?

・・って何??

ど うも学生時代からダンスを始め、大学で振付けの勉強をして、今は自分でダンス・カンパニーを率いて、ダンサー兼振付け師兼脚本家・・などなど、 いろんなことをしているらしい。で、今回彼のダンス・カンパニーが韓国で公演することになり、妹さんから「彼をよろしくね!」となった次第。

アメリカ人なので、取り敢えず肉でしょ!という至極単純極まりない考えにより、ブルコギ(韓国版すき焼き)を食べに「オニャンブルコギ」@教大近くへ。
ブルコギってどうしても甘いタレの味が強く、途中で飽きてきちゃうのですが、ここのブルコギはタレが薄味なので、肉そのものの味が十分楽しめます。

「よくエディー・マーフィーに似てるって言われるんだ〜(笑)」と、おどけるD氏はとても well-educated で sophisticated な好青年!イギリス英語を話すうさうさのマネをしてみせたり、ユーモアのセンスもバツグン!

そして夜は彼のパフォーマンスを見に行くことに・・。

2006/11/18

チーズでまろやか〜

ミュージカル観劇の後、ブラブラと大学路(テハンノ)を散策。
週末のせいか、すごく混雑していたのですが、江南より若干年齢層は若め。そのせいか、豚や鶏カルビ屋さんがとても多い(豚&鶏は肉の中でも安価なので)。先日豚肉を食べたばかりなので、久しぶりにタッ(鶏)カルビ屋さんへ。

以前1回だけ食べたことがあって、うさうさ的にはヒットだったのですが、基本的に鶏が好きでないアヒル氏なので(共食いね!笑)、なかなか食べる機会がありませんでした。

タッカルビとは、ブツ切りの鶏肉にキャベツ、サツマイモやお餅などをコチュジャンの甘辛ソースに絡めて炒める鶏肉料理。この間留学生Uさんから、タッカルビにチーズをトッピングすると辛さがマイルドになってもっと美味しくなると聞いたので、さっそくトライ!!

トロ〜リとろけるチーズで食欲がさらに増進し、ひたすら無言で食べるアヒル氏とうさうさ(笑)。これで1人W7400(約890円)。う〜ん、安いっ!!

いや〜、しかし、本当に今日は充実した1日でした♪

縦揺れミュージカル☆

もともとこの地にソウル大学があったことから、文化的な雰囲気が漂う芸術の街となった大学路(テハンノ)。
キャンパスが移転してしまった今も、小劇場やホール、美術館、博物館など文化施設が集まっており、若者の芸術文化の発信地になっています。

さて、本日はここでロック・ミュージカル「HEDWIG(ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ)」を鑑賞。
これはもともとNYのオフ・ブロードウェイでロングランとなったミュージカル。その独特な内容と世界観、作品中で演奏されるグラムロックの素晴らしい音楽によって徐々に人気が沸騰し、ついには映画化までされたロック・ミュージカルの傑作。

うさうさはグラムロック世代ではないものの、中学時代にロキシー・ミュージックやデヴィット・ボウイを良く聞いてのでドンピシャで刺さってしまったこの作品!
性転換手術に失敗し、男でも女でもない存在になってしまったヘドウィグの数奇な半生という内容はちょっとショッキングですが、映画がなかなか面白かったので、韓国で「ヘドウィグ」を上演すると聞き、すぐさまアヒル氏に頼んでチケットをゲット!

劇 場は200人規模の小劇場。今夜、主演のドラッグ・クィーン、ヘドウィグ役を演じるのは、去年韓国ミュージカル大賞の新人賞を取ったキム・スヨンとい う人。その方面に詳しくないので、よく分かりませんが、彼は非常に良かったです!歌唱力は当然のことですが、ヘドウィグのアクが強く、毒々しいドラッ グ・クィーンとしての風貌、また背が高くしなやかな体つきは中性的な魅力を十分に出していました。

ガンガンに流れるハードロックに、会場はほとんどライブコンサート状態!二日酔いも完治していないアヒル氏はグッタリ〜。
もともと縦揺れ系(ロックやパンク)で育ったうさうさと、横揺れ系(フュージョンやスタンダード・ジャズ)が好きなアヒル氏。

うさうさにお付き合い頂き、ほんとに、おつかれさまでした!

二日酔い

人と会う用事があり、昨夜10時に出掛け、明け方4時過ぎに帰って来たアヒル氏。

激しい二日酔いと機嫌の悪さで、うさうさに不安が過ります・・。
というのも今日は午後からミュージカルを見に大学路(テハンノ)へ出掛けなければならないのです。

通常アヒル氏の二日酔いは夕方になるまで治ることがないので、お昼は胃腸に優しいスープ系に。。干鱈のスープ(プゴク)専門店へ行き、なんとかアヒル氏の復活を図ります。

プゴクは、具が干鱈としいたけ、豆もやしだけのシンプルスープですが、とってもさっぱりしているので、ご飯を中に入れ、キムチやカクテキと一緒に食べるとスルスルとお茶漬けのように食べれてしまいます。

さてと・・大丈夫かな、アヒル氏??

2006/11/17

語学

ある書店の語学コーナーで。。

昨今の韓流ブームのお陰で、日本の書店でもいろんな種類の韓国語テキストが売られるようになりました。

韓国へ来て意外だったことは、書店で見る日本語テキストの数の多さ!この書店では、英語テキストの量と同じくらいのスペースを日本語テキストに裂いています。これだけ反日感情が強い韓国ですが、日本語を勉強する人の数がとても多いのも事実。

韓国語と日本語はとてもよく似ています。文法の構成がほぼ同じだし、単語がよく似ているので、語学学習としては最も日本人には取り組み易い言葉だと思います。
ただ、日本語は世界の言語の中でも最も難しい言葉の一つ。その日本語と似ている訳ですから、当然上級者になればなるほど難しくなります。

と ころで、よく「その国へ住めば、語学なんてすぐマスターできるよ」と、本気で思っている人がいます(笑)それは絶対ウソです。やはり努力して勉強しなけれ ば、どんな語学もマスターできません。その証拠にペコちゃんはロシアにもイギリスにも5年以上いましたが、ロシア語も英語も全然マスターしてません。それ はその国の言葉が出来なくても、当然なんとか暮らして(生きて)いけるからです。

でも反対に「一生懸命勉強しても、全然マスターしない」、という逆のパターンは、悲しいかな、ありうるのがツライとこです(悲)

最近のヒットケーキ♪

韓国で美味しいケーキを見付けるのはとてもムズカシイ。。
美味しいと評判のケーキ屋さんやcafeでも、当たり外れが大きいから。。
無難なのはチーズケーキかシュークリーム系。これはそれほど大きくハズれることはないと思います。が、要注意なのは、見た目も内容も凝った美味しそ〜なケーキ。これは超有名店でも、絶対危険!(笑)

まぁ、ケーキって、レベルがうんぬんの差より、甘味に対しての国民的嗜好の差もあるので、どの国へ行っても本当にムズカシイと思います。

とはいえ、韓国にいて、毎回チーズケーキやシュークリームばかり食べているのも飽きるし、芸がありません。たまにはチャンレジャーにならなければ!?

で、最近うさうさ的にヒットしているのは・・
PARIS CROISSANTのチョコシフォン(写真上)か、MIGOのブラックロール(写真下)。
ってか、両方ともシフォン系なので、ケーキ型になっているか、ロール型になっているかの差なんですがね(笑)でも、シフォンの味やスポンジのしっとりさ、生クリームの甘さやホイップ加減は日本と同じです。

2店ともケーキの評判がいいベーカリー・カフェのチェーン店。
しかし、チョコシフォンがW5000(約600円)、ブラックロールがW3200(約385円)なので、う〜ん、韓国で美味しいケーキを食べようとすると、まだまだかなりお金が掛かります(涙)

MONO篇〜その7

ネタがないので・・本日の買い物イロイロ(笑)


パンダのルームシューズ♪
韓国の冬はオンドル(床暖房)があるので、室内では短パン&Tシャツで全然OK!が、なんとなくペタペタと素足で歩くのが好きではないうさうさは、いつもルームシューズを愛用。冬用に新しく買ってみました。

単語帳♪
なぜか韓国の文房具屋さんには単語帳が豊富。種類も多いしデザインもなかなかカワイイ☆
英語教育熱が凄いせいでしょうかね?
韓国では英語が出来ないと「負け組」です。幼児の舌を手術して英語の発音を良くしようという、全く根拠のないことをする親達もいて、英語偏重主義社会が問題になっています。
そういえば、日本では最近単語帳で勉強する学生を見なくなりましたねー!?

2007年卓上カレンダー♪
来年のカレンダーを買いました。もちろん韓国版のモノ。
というのも、韓国では重要な行事(旧正月、旧盆など)は全て陰暦です。なので、毎年日にちが変わるので、韓国版カレンダーは絶対日本へ買って帰らなければ!と思っていました。

あと、年配の方では今でも自分の誕生日を陰暦で言う方もいるので、韓国のミョヌリ(お嫁さん)が新しいカレンダーを買って、まずすることは、お義父さん&お義母さん&兄妹などの誕生日に印を付けること!(これ忘れたらタイヘンなことに・・涙)
この卓上カレンダー、「休暇中」とか「外出中」とかお知らせページ付き。日本でも韓国でも考えることは同じですね〜(笑)

2006/11/16

人生最大の日!?

既にちょっと触れた韓国のセンター試験「修能(スヌン)試験」について。

超!超!学歴社会の韓国では、この日は大学受験生にとって、その後の自分の人生が決定されるに等しい最も大切、かつ重要な日。受験日当日の凄さは日本のニュースでもよく取り上げられているので、見たことがある方もいらっしゃるかと思います。

まず・・

●一般の会社では受験生がラッシュアワーに巻き込まれ遅刻などしないように、出社時間を1時間遅らせるところが殆どです。
●試験会場駅前では遅刻者の為にパトカーが待機してます。
●会場門前では母親達が試験が終わるまで祈っています。
●高校の後輩達は「先輩、頑張って!!」と横断幕を持って応援に駆けつけます。
●会社では受験生の子を持つ社員達へ、縁起担ぎでお餅や飴など【くっ付く、落ちないモノ】を配ります。

そして、アヒル氏もなぜか職場でお裾分けにお餅をもらってきました。(いらないってばー、笑)

もうね、この日は国を挙げての応援っぷりです(苦笑)

日本の東大と言われるソウル大や、早慶と言われる延世(ヨンセ)、高麗(コリョ)などの超エリート大学へ入ったら、人生は勝ち組という韓国。。
逆にそれ以外は負け組という「オール or ナッシング」な考え方がガイジンのうさうさには面白いけど、韓国人にとっては本当に大変なことだと思います。。

灯台もと暗し

うさうさの住んでいる瑞草(ソチョ)には、検察庁や韓国の最高裁判所に当たる大法院がある為、場所柄、検事や弁護士など結構オハイソ系な人達が多いので、それなりに良いお店があったりします。

今日は以前からアヒル氏が気になっていた駅近くの豚カルビ屋さんへ行ってみました。いつもかなり繁盛している様子のこのお店。その名も「マポチッ」。たぶん豚カルビ横丁で有名な麻浦(マポ)の地名から来ている店名と思われます。

店構えも2階建てでかなり大きく、6時過ぎで、すでにほぼ満員。特に今日は日本のセンター試験に当たる「修能(スヌン)試験」があったので、家族連れで「お疲れさま会」のようなグループが目立ちました(笑)。

日 本と比べ物にならないくらい物凄い学歴社会の韓国において、学生達にとってこの試験日は一生に一度の大切な日!となりのテーブルのそれらしき親子連れのお 母さんが、「この子は今日試験だったのよ!(だから食事の方もそれなりに)よろしくね!!」と、店の人にサービスを要求していたのが可笑しかったです。そ んな の知らな いってばっ!(笑)

さて、お味の方ですが。。
さっぱり系が食べたかったので、豚カルビではなく、モクサルという豚の首まわりの肉を頂きました。(写真1・2)
楕円形にカットされた肉がステーキのようです♪焼き色が付いてきたら、ハサミでチョキチョキ、細切れに切って食べます。実はいつも豚といえば、サムギョッサル(三枚肉)ばかりで、モクサルは初めてだったのですが、これがねー、めちゃ旨っ!なんです〜♪♪
豚の旨味がしっかりしていて、弾力もあり、とてもジューシーでした。

さらに珍しいモノをご紹介。(写真3)
これはコッテギと言って豚の皮をタレ漬けした物です。これをコンガリ焼いて頂きます。割とこの手のモノはなんでも平気なうさうさですが、産毛がびみょ〜に見えていたことと(汗)、モツ系の臭みが強かったことと、クチャクチャした噛み応えが今ひとつ好きになれませんでした。

さらにさらに珍しいモノをご紹介。(写真4)
豚の血の塊が入ったへジャンクッ(解腸汁)。見た目もグロく、かなり気後れする形状ですが、食べてみると全然レバーっぽくありません。フツーに食べれます。

と にかくこのお店、ものすごく当たりでした!付け合わせの野菜も味付け加減が調度良いし、最後の〆に食べたテンジャンチゲも美味しかったです。どれをとっ てもかなりレベル高いです(あ、コッテギ以外ね、笑)。さすが検事さん達のお膝元、瑞草洞だわ〜(笑)こんな近所にこんな掘り出し物のお店があったと は!!灯台もと暗しとはこのことですね☆

2006/11/15

The biggest event 到来

すっかり真冬に近づいている韓国ですが、ついに年に一度のビックイベントが到来☆
そう、それは「キムジャン」!

キ ムジャンとは年に一度、大量にキムチを漬ける作業のこと。この時期になると、八百屋さんではうず高く積み上げられた白菜の山を見ることができます。そして シクタン(食堂)の店先ではすんごい量の白菜を漬けているアジュンマ(おばさん)達の姿も。。デパート購入派が多くなってきたとは言え、一般の家庭でも キムチを大量に漬ける作業が始まります。これぞ韓国の冬の風物詩ですね。

アヒル氏の実家では12月初旬の予定らしいので、うさうさの初キムジャンはまだちょっと先です。。でも、これ、ほんとーに大変な作業らしいですよね。。(涙)

本日訪れた新村のとあるシクタン前に塩漬けされて寝かされた白菜の山。。これ、一晩そのまま放置なんですかね。。(笑)

冬は海鮮料理

珍しくアヒル氏は会合&アヒル氏のお母さんは夕食を友達と取るというので、韓国へ来て初めてうさうさに訪れた完全フリーな夜♪

やっほーい!!

で、 延世(ヨンセ)大学の語学堂に留学しているUさんを急遽お誘いし、ソウル北部の新村(シンチョン)で夕食を。。新村界隈は近くに延世や梨花(イファ) 女子大などがある学生の街。新村なんてほとんど訪れたことがないうさうさ。。とっても新鮮だわ〜。江南の飲屋街は渋谷、学生が屯する新村は吉祥寺や下北の ようなカンジかな!?

で、夕食は冬らしく韓国海鮮料理の代表「アグチム(アンコウの蒸し煮)」を選択。
アンコウのプリプリした切り身に、これでもかというほど豆もやしとニラがたっぷり入っています。そして激辛ソースが淡白なアンコウと絡まり、これがタマリマセン〜♪とても激辛なので、辛いモノが苦手な人はまずアウトでしょう。。

なんだかすごい量で、食べても食べてもお皿の底が見えない(汗)。普段は最後に余ったソースでポックンパッ(焼き飯)を作ってもらうのですが、とてもそこまで行き着きませんでした・・(涙)やっぱりこれは3人くらいで食べるのが調度よいんですね。。

2006/11/14

救世主

最近肩こりに悩まされているうさうさの救世主が近所のスポーツマッサージ屋さん。
1時間で全身マッサージがW50000(約6000円)也。ちょっと怪しい入り口ですが、腕はなかなかグー♪
が、しかし、東大門のスポーツマッサージ屋さんが1時間でW38000(約4560円)ということを考えると、やはり江南は高いですね(涙)。この間南大門市場で買ったW4000のタイツと同じものが江南でW7000で売られていたしね・・。

マッサージと言えば、昔よく飲んだ帰りに同僚たちと赤坂にある烏来(ウーライ)という24時間営業の台湾式足裏マッサージへ行ったものです。
みんな飲んでいるもんだから、施術が始まるとすぐ爆睡してしまうのですが、彼らのいびきがうるさくて、うさうさは全然眠れなかったことを覚えてます。。懐かしいなぁ〜(笑)

だんだんと

寒くなっています、ソウル・・。

この美しい紅葉も、あっという間に終わり、ソウルは厳しい冬を迎えるんでしょうね〜(涙)

2006/11/13

キョーレツ

韓国でキョーレツな匂いを発するモノの一つに「チョングッチャン」という納豆味噌があります。
茹でた大豆を藁で包み、3日間程発酵させて作る方法は日本の納豆と同じ。でも匂いは日本の納豆よりもっとキョーレツです。
韓国ではこれをチゲにして食べるのですが、チョングッチャンは便秘と消化にいいので、最近は粉末状にしたものを直接飲んだりして、ダイエット食品として若い人にも人気らしい。。

で、先日明洞のロッテデパートでセールになっていたので購入してみました♪
これは粒状のモノ。なんだかうさぎの糞のようですが、匂いも結構キョーレツなので、ますますもって顔をしかめながら服用(涙)。この一箱で定価はW17400(約2100円)。お値段も結構いいですよね!?

これを毎日40粒食べるといいんだそうです。気のせいか、とっても快便!(笑)さてさて効果の程はいかほどに・・。

夜洗濯する女

最近はもっぱら夜に洗濯をします。
日本で一人暮らししていた時、どんなに忙しくて時間がなくても、夜に洗濯物を干すということに抵抗があったのでやったことはないのですが、ここ韓国の冬は乾燥が激しく、特にオンドル(床暖房)の効いた室内では加湿器ナシでは過ごせないほどです。
加湿器がない我が家では、この洗濯物が加湿器代わりとなります。夜干すと、朝には完全乾燥♪

湿度の高い日本では考えられないことですが、冬でも洗濯物がよく乾くという点はウレシイですね!

2006/11/12

AB型同盟?

Y女史親子と最後の晩餐。
モツ系が食べたい!とのリクエストを頂いたので、先日うさうさが一酸化炭素中毒になりかけた(?)「ハンウ」@駅三へ再訪。

明洞滞在の方には、江南は少し遠くて申し訳なかったのですが、やはりモツはここでしょう!!
とはいえ、正直、あまりにディープなので、少し心配していたうさうさですが、Y女史に負けず、とてもチャレンジャーなお母さまも、この韓国コテコテ屋台形式のお店を気に入ってくださったようで良かったです♪

幸い週末だったということと、10時からTVドラマの撮影ロケがあるとのことで、一酸化炭素中毒になるほどお客さんがいなかったので、今回は正常な環境状態で美味しく頂くことができました!

韓国焼酎をガンガン飲むY女史とそれを暖かく見守るお母さま・・(笑)アヒル氏のいろんなツッコミで話も盛り上がり(?)、気が付けば、うさうさ意外全員AB型と判明!ほんと、なぜかうさうさの周りはAB型確率高いんですよね〜。

それにしても、撮影ロケ隊が本番に向けて粛々と店内で作業している横で、フツーに食事を頂いている姿はちと不思議でした(笑)