2006/10/02

H映画通信〜その1

うさ評:★★☆☆☆

今年の夏、韓国で公開された「阿娘(アラン)」(日本未公開)。結構評判が良かったので、久しぶりにDVDをレンタルして、H映画鑑賞♪

ストーリーは慶尚北道、密陽に古くから伝わる「阿娘伝説」を元に現代風にアレンジ。無念の死を遂げた少女が怨霊となって復讐を遂げるという、まぁ、良く有り勝ちな伝説(笑)。

「呪 怨」などに代表されるH映画特有の、ただ観客を怖がらせるためだけの演出だけでなく、ドンデン返しも用意されており、それなりに楽しめました。 怨霊の存在で全てが片付けられる安易なストーリー展開だけでなく、生身の犯人探しがあるという部分では同じ韓国H映画の秀作「ボイス」にも通じてます。 あ、社会問題を提議している所も同じですね。

ただ、うさうさ的には動機がちょっと無理矢理というか〜、納得がいかない部分や辻褄合わせに粗が目立つところが惜しい。あと不必要な場面もちと多いような。。塩漬けにされた人間って、ふやけないんですかね!?誰か教えて下さい(笑)

主 演のソン・ユナはTVドラマ「ホテリアー」に出ている有名な女優さんらしいのですが、初めて見ました。今回の役はかなりのイメチェンと言われていたようで すが、これしか見てないうさうさにはよく分かりませんが、とても自然体で、男勝りでぶっきらぼうだけど、過去に暗い陰を持つ(この「過去」も中途半端な描 写なんですけど・・)女刑事という役所にぴったりしていたように見えましたが、どうなんでしょうね。。

この映画のアン・サンフン監督は新鋭監督。先が楽しみです!

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