サイレンが鳴ったら・・

「サイレンが鳴ったら外に出てはならない！」

・・これは今年初頭、日本で公開されたH映画「サイレン」のキャッチコピー。サイレンが鳴ったら外に出てはならないという言い伝えが残る島があり、その島を訪れた姉弟の周りで次々に恐ろしい現象が起こって行くワケなんですが、韓国にも街中サイレンの鳴り響く日があります。

毎月１５日「民防衛の日」。
要 は軍事的非常事態を想定した避難訓練なんですね。さすが北朝鮮と休戦中の国、韓国です。毎月１５日２時に突如どこからともなくサイレンが鳴り響きます。家 にいる人は外へ出てはならず、外にいる人は民防衛隊員と称する人の指示で待避所に避難し、車は完全に統制されます。サイレンは約２０分間鳴り響きます。

でも最近ではこの訓練もただの防災訓練的な意味合いに変わりつつあり、昔のように大掛かりな避難訓練はなくなったようです。さらに今は３ヶ月に１回くらいしか行われないとのこと。
道理で渡韓して約５ヶ月になるけど、今まで気が付かなかったワケだ！
今日初めてサイレンを体験。うさうさは自宅にいたのですが、確かに道路は人っ子一人いなくなりました。ただの通りすがりの人はどこへ避難したんでしょう？？

対北朝鮮への太陽政策によりすっかり平和ボケした韓国にいると、お隣と休戦しているなんてうっかり忘れてしまいます。。