2006/08/28

韓国には無い発想〜Just in case!

我が家は古い3階立て低層アパートの最上階。入り口にコレと言ったセキュリティーもなく、アパート内の階段や廊下は人が通ると感知して点灯するセンサー式電灯なので、夜は真っ暗で、初めはギョッとしたものです。

5月、結婚式に出席するためにサンフランシスコから一時帰国していたアヒル氏の妹がこのアパートを見て一言。「このアパート、非常階段がないじゃないの!!」

えー、そういえば・・無いで すね〜(笑)
慌てて簡易避難ハシゴを買いに行く義妹。しかし、ここ韓国でそんな気の利いたモノはなく、「アメリカだったらどこでも売っているのにぃ〜」と(苦笑)

え〜、別にいいのに〜。いざとなったら3階から飛び降りても、骨折する程度の高さだし・・、と人ごとのように思っているうさうさを尻目に、まだ自宅にいる彼女の夫に国際電話。「ハシゴを買って来て頂戴、ダーリン!」(って言ったかどうかは分かりませんが、笑)

えっ??ハシゴをわざわざアメリカから買って持ってくるんですかいっ??

そして、数日後、ダーリンはハシゴを担いでソウルへやって来ました(写真右)

「Just in case ね!!」とトム・クルーズのような笑顔を見せるダンナさま。
おお〜、さすがアメリカ!危機管理意識が高いです(笑)
それに比べ、何か物事が起こってから対処法を考えるという韓国。。対照的な国(笑)

幸いにもまだ一度も活用する機会に恵まれてませんが、つい先日自宅から数軒離れたマンションでボヤ騒ぎがあり、消防自動車が6、7台が来る大騒ぎとなっていました。
あ〜、くわばら、くわばら。。
ちなみにそこのマンション名は「クミ インヌン チッ(夢のある家)」。
これって、どーよ?といつも通りすがりにアヒル氏と笑っていた家です。
帰国まであと半年ちょっと。。この避難ハシゴの出番がないことを祈るばかりです。

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